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ゆっくりと意識が戻って行き目を開ける。
(あれ？さっきまで夜だったよね？)
辺りは明るく、そこにあった沢山の花束もない。
(ほんとに戻ったの…？)
あたりをキョロキョロしている私に、歩いてる人達が私をジロジロ見る。
急いでスマホを取り出すと、
[2014年4月30日]の文字。
嘘…、私がいたのは2016年4月30日だ。
(ほんとにあの日に戻ってる…。)
すると、私の前を背が高い2人が通りすぎた。
その2人はすぐ傍にある横断歩道の前で立ち止まる。
間違いない、藤井流星だ。
その横にいるのはのんちゃん…、小瀧望！
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作者名：藤井ともみ | 作成日時：2018年2月21日 23時
