one_hundred__twenty_eight ページ5
Your side
「ん………?………!!!こ、ここは……?」
目を下にやると、ふかふかのベッド。
ボサボサで伸びきった髪は、濡れておらず、乾いていた。
?「………!!起きた!姉さん!起きたよ!」
??「ホントだ!!起きた!母さーん!!」
すぐそばにいた顔立ちの整っている男女2人によって先ほどの男の人と女の人が部屋に入ってくる。
女「起きたのね!よかったわ……。」
安堵の表情を浮かべる女の人。
「………。ここは、どこ?」
?「ここは、俺らの家だよ。」
「なんで………。」
なぜ、私なんかを連れて帰ったのだろう。
男「“時雨”。おはよう。」
「…………???」
明らかに私の目を見て、言ってくる男の人。
時雨とは、誰?
「時雨って、誰だ?」
??「あなただよ!時雨!あ、私の名前は、一条五月雨!今日から、時雨のお姉ちゃんだよ!」
「はぁ?」
今日から、私の姉?
意味が分からない。
男「私は、一条千雨。お父さんと呼んでくれ。」
女「私は、一条恋時。お母さんって、呼んでね♪」
?「俺は、一条“氷雨”!!にーちゃんって、呼んでくれ!!」
突然の自己紹介。
ていうか……、
「なんで、私がお母さんとか、お父さんって、呼ばないといけないの?それに、なんで、私の名前は、時雨なの?」
千「時雨は、今日から、私たちの家族の一員だからだよ。」
恋「そうよ。時雨。」
時雨。
なぜは、そのフレーズがとてつもなく心を温める。
「親なんて……、いらない。誰も、信じれない。」
氷雨「それでも、いいから!」
「……!!」
氷雨「ゆっくりでいいからさ、俺らの家族になろーよ!俺、妹が欲しかったんだ!」
五月雨「私も!」
嘘偽りのない笑顔の2人。
千「そういう事だよ。時雨。」
強面のはずなのに、
今は、優しそうな男の人に見える。
信じてもいいのかな……?
ダメだ。
また、捨てられる。
一度、捨てられた以上、
あの恐怖が襲いかかってきて、
どうしても、どうやっても、消えてくれない。
「時雨………か…………。」
全_貴「………!!」
恋「フフフ♪ヨロシクね♪時雨♪」
信じれるかどうかは、
これから決めればいい。
なぜか、そう思った。
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
ラッキーキャラ
雪村あかり
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向日葵(プロフ) - かさきゅんだいすきさん、お願いします! (2017年2月28日 16時) (レス) id: cca88d18cd (このIDを非表示/違反報告)
かさきゅんだいすき(プロフ) - 時間あったら主人公ちゃん書いてみよ (2017年2月28日 6時) (レス) id: f8e71b9870 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - お願いします! (2017年2月27日 17時) (レス) id: cca88d18cd (このIDを非表示/違反報告)
ぼっち蜜柑(プロフ) - 向日葵さん» 描けました!えーと、ボードにいってそこで貼っても良いですか? (2017年2月26日 20時) (レス) id: 3d3a06b6c6 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - お願いします!ぜひ!ぼっち蜜柑さん! (2017年2月25日 21時) (レス) id: cca88d18cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:向日葵 | 作成日時:2017年2月18日 23時