個性「魔法」はシンプルにチート① (ページ49)

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冬美「いらっしゃい！！！

　ゆっくりくつろいでね！！」

『…お邪魔します…』

結果、負けた

あんなキラキラした目をされたら断れない

冬美「焦凍おいでーー！！！

　 Aちゃん、
　ご飯できるまで一緒に遊んでてね！！」

『はい…』

轟「姉さん、急に何の用…」

『……。』

轟「……。」

冬美「この前、
　スーパーでカレールー譲ってくれた子！！

　焦凍と同じクラスだったのね！

　今からご飯作るから、
　二人で話して待っててね！」

そう言うと、

冬美さんは台所の方へ行ってしまった

轟「…親父が根回ししたのか？？」

『いや、断じて違うから』

その後

詳しく経緯を説明すると、

轟は納得してくれたようだ

申し訳無さそうな顔をしながら

リビングに案内してくれた

轟「今日は、本当に親父がすまなかった」

『気にしないで
　
　轟がやったことじゃない』

轟「それでも…

　親父が魔宝に目をつけちまった」

轟は心配しているらしい

エンデヴァーが計略結婚をさせてくるんじゃないかと

『大丈夫大丈夫！！

　エンデヴァーに何か言われても、
　断り続けるから！』

轟「…変なことになったら、責任は取る」

『何を想定してる？？？』

轟は話すのに慣れてきたのか

体育祭で炎を使った理由も教えてくれた

どうやら、緑谷が轟に活を入れたらしい

『流石、緑谷だね〜！！
　エンデヴァーに一喝って度胸あるよ！！』

轟「ああ、魔宝もやってくれ」

『まぁ、機会があればね』

轟「何時でも家に来てくれ

　親父、たまに帰ってきてるからな」

『そこまでする？？？』

その後

冬美さんの美味しいそばを食べて

何事も無く帰りました