個性「魔法」はシンプルにチート① (ページ38)

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☆

『お父さんのこと

　ほっといて良い感じ？？』

轟「あんなクソ人間、ほおっておくどころか
　

　出会ったらはっ倒していいぞ」

『ちょっと、実力的に無理かな…』

(轟、
　エンデヴァーのこと嫌いすぎやろ

　確かに、あんな事言われたら

　私だって怒るけど)

轟「…さっきは親父がすまなかった」

『いや、大丈夫だけど

　中々にヤバい思想もってたね…』

そう言うと

轟は俯いて口を開いた

轟「…あいつは、強い個性を求めてる

　俺だって、個性婚の末に産まれた」

『それって…まさか』

(エンデヴァーは炎の個性だけなのに、

　轟が氷も扱えるのは…)

轟「お袋は氷、親父は炎を操れる

　エンデヴァーは、
　二人の個性をもった子供が欲しかったんだろうな」

『何でまた…強い個性を？？』

轟「エンデヴァーは

　 No.1ヒーロー、オールマイトに勝ちたいんだ

　その野心のせいで、亡くなった家族もいる」

『っ！？！？

　(死人まで出しているのに、
　まだ夢を追い続けてるの！？！？)』

轟「だから、俺はアイツに従わない

　アイツの個性を使わずに、体育祭で優勝してやる」

轟が炎を使おうとしないのは

エンデヴァーに対する復讐の念があるから

(それに
　私自身から、炎も使えって説得しにくいんだよね

　だって私も体育祭中、個性の制限してるから
　↑タイトル３１に詳細)

『…そっか

　…聞き流してくれて良いけど、
　私達は、轟のこといつでも受け入れるから』

轟「……。」

『あと…

　緑谷に宣戦布告してたけど、

　私も負ける気ないから』

轟「！！！！！」

『それじゃあ、お互い頑張ろうね』

轟「…ああ」