個性「魔法」はシンプルにチート① (ページ3)

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３　個性把握テストページ3

☆

その後、無事合格も決まり、Aは雄英に来ていた

『ここがＡ組ね…ドアがすんごいデカイ』

中に入ると、不良っぽい男子と真面目そうな男子が喧嘩？をしていた

(うわぁ、関わるのやめとこ)

？「おいそこの金髪女！！
　無視せずにこいつどうにかしろ！！！！」

『ごめん無理』

？「なんだとコラ！！」

(めちゃくちゃ不良やん
　こいつ本当にヒーロー？？)

？「すまない！！！
　彼には僕から注意しておく！！！

　私は飯田天哉だ！！君の名前は何だ！？」

癖の強すぎる二人に躊躇いつつ、Aは答える

『魔宝Aだよ、お手柔らかに宜しく…』

暫く３人でお話していると
(１人はただ叫んでるだけだが)

？「お友達ごっこしたいならよそへ行け
　ここはヒーロー科だぞ…」

(誰？てか何処から声が聞こえたの？)

廊下にいたのは寝袋に入ったオジサン(！？！？)

(髪ボサボサ服装ヨレヨレ、これ不審者だろ)

？｢はい静かになるまで8秒かかりました。

　時間は有限、君たちは合理性に欠くね｣

１０秒チャージを飲みながら、不審者は言った

相「担任の相澤消太だ。よろしくね」

(皆少なからず、絶望してると思う)

相｢早速だが、これ着てグラウンドに出ろ｣

寝袋から出したのは体操服(そこから出すな)

　

新しい友達をつくりつつ、更衣室で着替えをしてグラウンドに到着

話しかけた女の子は麗日お茶子ちゃん

手にある吸盤がとってもキュートな、関西弁の女の子

麗「何するんやろ」

『少なくとも、始業式ではないよね…』

｢｢「個性把握テスト！？」｣｣

まさかの初日からとは思わなかった生徒達

麗｢入学式は！？ガイダンスは！？｣

相｢ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ。
　雄英は自由な校風が売り文句
　
　そしてそれは先生側もまた然り｣

(クラスごとに教育方針違うのは駄目だろ)

相｢お前たちも中学のころからやってるだろ？
　個性使用禁止の体力テスト｣

(やってたなー
　ボール投げ、平均下だけど)

相｢国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けている。
　合理的じゃない。ま、文部科学省の怠慢だな｣

国に怒られそうな発言をする担任

(ヒーローって過激な思想の人いるんだね…)