個性「魔法」はシンプルにチート① (ページ13)

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☆

　

｢押すなって！｣
｢ちょっと待て、倒れる！｣

　

麗｢痛っ、急になに？｣

飯｢さすが最高峰！危機への対応が迅速だ！｣

緑｢迅速すぎて、パニックに！｣

　

辺りは押し合いへし合い、混乱騒ぎ

　

Aはそのまま、人波に飲み込まれてしまった

『おええぇぇ、食べた後にお腹押されるのはだめ！！

　出るって！！！出ちゃうからあああ！！！！！』

不運なA

今日のお昼は大盛りカツ丼だったので

お腹が一杯で吐きそうなのである！！！

　

電「え、ちょっとAちゃん大丈夫！？！？」

『あー、上鳴…
　トイレの場所って知ってる？？？

　

　このままじゃここで吐いちゃう』
　
　

電「えええええ大丈夫！？！？

　
　ちょっと待って！！
　こっから近くのトイレは確か…

　付いてきて！！！」

上鳴はAの手を引っ張り

トイレまで連れて行く

『うわっそんな引っ張られたら…

　(他の人とお腹がぶつかって吐く！！！！)

　ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい！！！』

『うおえええええっ！！！！！！』

(間に合って良かったーーー！！！！！

　今度からカツ丼は中盛りにしよう！！！)

電「…ねえ、大丈夫？？？」

『全然！！！

　これから食べ過ぎに注意するおええっええええぇぇ

　…それより、ここまで連れてきてくれてありがと…
　ぅおえええええええええぇぇぇぇぇ』

電「話さなくていいから！！！！

　てか、吐いた理由カツ丼の食いすぎかよ！！！！」

　

『助かりました』

電「それは良かった…」

(いつかお返ししよ…)