個性「魔法」はシンプルにチート① (ページ1)

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１　入学試験ページ1

☆

太陽輝くこの季節

魔宝Aは、雄英高校の入学試験に来ていた

筆記試験が終わり、間もなく実技試験が始まろうとしている

『めっちゃ緊張』

ﾏｲｸ「はいスタート！」

(そんなラフな合図で良いのか！？)

動揺しながらもAは何処からともなく箒を取り出し、跨って飛んだ

ﾏｲｸ「ヘイ他のリスナー！！！
　先を越されるぞーーーっ！！！」

「うわっ、今のホントの合図かよ！！！」
「こんなの理不尽だ！！！」

ﾛﾎﾞ「目標確認！！！
　ブッ殺す！！！！！」
　

『さーてと
　機械の弱点といったら、やっぱ水×電気だよねー』

Aはロボットの真上から手を掲げ、言う

『【ウォーター・レベルⅡ】』

するとロボットの下半身は水で満たされた

(全体を満たす必要はない

　目的は感電！！)

『【ライトニング・レベルⅣ】』

ﾛﾎﾞ「「「「ガガガガガッッッッ…シューーー…」」」」

(超高火力の電流を一つのロボットに流すと、水をつたって他のロボットにも電流が流れる。

　人間の致死電圧、４２ボルトを遙かに超える100万ボルト。

　壊れない筈がないね)

　

この攻撃で、試験合格のポイントには達したようだ

必要以上のポイントは妨害行為になりかねないと感じたA。

暇になり、Aは上空から怪我人を探していた

『あ、いた』

？「うっ…足が、動かないっ！」

足が岩に挟まって動けないようだ

『【サイコキネシス】

　君、大丈夫？』

？「…！！！
　岩が、浮いてる」

『…打撲だけで良かったね
　【ヒール】

　ほら、まだ時間あるから倒してきなよ』

？「…ありがとう

　でも俺の個性上、無理だ」

(精神系の個性ってことか)

『…これで君が救われるかどうか分からないけど

　普通科だったけど、体育祭で好成績を残してヒーロー科へ編入した人がいるらしいよ』

？「！！！！」

『あと、この試験には救助ポイントってのもあるらしい

　それじゃ、私は行くね』

？「…待ってくれ！！名前を教えてくれ！！」

『魔宝A、君は？』

心「心操人使だ
　絶対君に追いつくから…今度会ったらまた話、してくれないか？」

『喜んで！

　お互い頑張ろ』