番外編 2 ページ39
2人は武装探偵社の事務所に来ていた。応接室に行くと、ソファーにふんぞり返り、音楽を聴いている男がいた。
オーター「(このだらしなさ…完全にレナトスだな……)」
オーターは同じ神覚者であるレナトスを思い浮かべていた。
国木田「オイ、太宰！こんなところで寝転ぶな！邪魔だ！」
街で出会った国木田が叫ぶ。
太宰「え〜。もう少しだけ〜」
国木田「客(？)が来ているんだ」
太宰「客？こんな時間に？……………あッ、ほんとだ」
太宰と言われた男と目が合う。
国木田「わかったなら、どいてくれ」
太宰「私も聞いていいかい？メガネ君」
オーター「メガネ君と呼ぶのはやめろ。私は君付けで呼ばれる年齢ではない」
太宰「……なーんか…小さい国木田君みたい……」
小さいと言われて腹が立ったオーターは、持っていた杖を一振りした。太宰は軽く吹っ飛び、「急に何するんだい！」と言った。
オーター「小さいは余計だ…」
太宰「…それよりも、君、異能力者？」
オーター「は？異能力者？？」
またもやオーターにとって、謎のキーワードが出てきた。
国木田「先ほど太宰に向けて、砂を当てていただろう？」
オーター「……私はその異能力者とやらではない。先ほどのは魔法だ」
太宰「魔法？異能力じゃなくて？？」
オーター「何度も言わせるな。……そもそも私は、ここがどこなのかも分からない」
太宰「え？まさか君…迷子？」
迷子というワードに再び腹が立ち、杖を一振りして、太宰を吹き飛ばした。
オーター「迷子ではない…訳の分からない魔法をかけられて、こちらに来たんだ」
太宰「(ほんと…小さい国木田君みたいな人だな…)」
心の声を読んだのか、もう一度太宰に砂を当てる。
太宰「グハァァ！！…私、何も言ってなくない？！」
オーター「顔に出ていたぞ…」
それを見ていた国木田は、いつもだらしない太宰がとてもざまあないと思うのでした。
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氷室玲奈(プロフ) - 腐ってる奴さん» ありがとうございます✨そう言ってくださると、とっても嬉しいです!! (4月1日 15時) (
レス) id: a380f3f16c (このIDを非表示/違反報告)
腐ってる奴 - 番外編神(文ストフャン) (4月1日 13時) (レス) @page40 id: 4c8c48f850 (このIDを非表示/違反報告)
氷室玲奈(プロフ) - 欄さん» マジですか?!おめでとうございます✨ (3月30日 13時) (レス) id: a380f3f16c (このIDを非表示/違反報告)
欄 - サラちゃんと誕生日一緒嬉しいわぁ (3月30日 13時) (レス) @page28 id: 322583d60f (このIDを非表示/違反報告)
氷室玲奈 - あっ、ホントだ……ピコピコ様、指摘ありがとうございます！！気をつけます！！！ (2月12日 10時) (レス) id: 133a687971 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷室玲奈 | 作成日時：2024年2月8日 0時
