検索窓
今日:2 hit、昨日:66 hit、合計:29,473 hit

31 ページ35

サラ「ねー、どうなのー?」

『(やっぱり本当のことを言うべきなのかな?)』

サラ「…………ねぇ、エース。グランツって名前、魔法界に何人いるか調べて」

エース「調べたところ、二人いるそうです」

『(調べんなやァァァァァ!!てか、何でそんな個人情報調べられるのッ?!プライバシー保護されてんのに、可笑しくない?!)』

エース「では、やっぱりあなたは…あのライオ・グランツの妹……?」

ここまでこられたら、さすがにこれ以上隠し通すのは無理だ。

『……はい……そうです…………ライオ・グランツの妹です………』

この世の終わりのような顔をした私は、床にうなだれる。

するとその時、インターホンが鳴った。エースがすぐに出てくれた。

エース「はい、どちら様ですか?…………………分かりました。少々お待ちください」

そう言ってエースはインターホンを切った。

エース「A様、お迎えの方が来られたようです」

『(レインか…)今日、言ったことは、絶対に他の人に言わないでね』

サラ「分かった!」

そう言って、私はサラちゃんの家を出た。


__________________
魔法局内

私は帰ってきてから直ぐに、ライオ兄のいる部屋に行った。

『ライオ兄、お願いがあるんだけど…』

ライオ「言ってみろ」

『あのね…神覚者の皆を集めてほしいんだけど……』

ライオ「(何で……?)あ、あぁ。分かった」


__________________________
十分後

魔法局内にある緊急会議室前の廊下から、ライオ以外の神覚者全員が歩いてくる。

カルド「珍しいですね。こんな時間に緊急会議だなんて」

レナトス「よっほどの事なんじゃね?」

オーター「というか、ライオはどうした」

ソフィナ「先に部屋に行ったのでは?」

32→←30



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
87人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

氷室玲奈(プロフ) - 腐ってる奴さん» ありがとうございます✨そう言ってくださると、とっても嬉しいです!! (4月1日 15時) (レス) id: a380f3f16c (このIDを非表示/違反報告)
腐ってる奴 - 番外編神(文ストフャン) (4月1日 13時) (レス) @page40 id: 4c8c48f850 (このIDを非表示/違反報告)
氷室玲奈(プロフ) - 欄さん» マジですか?!おめでとうございます✨ (3月30日 13時) (レス) id: a380f3f16c (このIDを非表示/違反報告)
- サラちゃんと誕生日一緒嬉しいわぁ (3月30日 13時) (レス) @page28 id: 322583d60f (このIDを非表示/違反報告)
氷室玲奈 - あっ、ホントだ……ピコピコ様、指摘ありがとうございます!!気をつけます!!! (2月12日 10時) (レス) id: 133a687971 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:氷室玲奈 | 作成日時:2024年2月8日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。