22 ページ25
暇だ〜〜〜〜〜〜〜〜
書類を運ぶのを手伝い終わった私は、自分の机に突っ伏す。誰かと喋ろうと思ったが、来ている人はほとんどが運動場に行っている。その時、
カシャァァァンッッ
教室の後ろから何かが落ちた音が聞こえた。後ろを見ると、長い髪をポニーテールで結んだ女の子がいた。
女の子の足元にはクレヨンが落ちていた。中には落ちた衝撃で、クレヨンが折れているものもあった。
『だ、大丈夫?』
考えるよりも先に体が動いた。私は女の子に近づいた。
女の子「大丈夫。でも、クレヨンが…」
泣き出しそうな顔をする女の子を見て、『ねぇ、その折れたクレヨン、ちょっと貸してくれる?』と、言った。
女の子「う、うん……」
折れてクレヨンを受け取った私は、懷から杖を取りだし、呪文を唱えた。
この呪文は壊れた物質を修復することができるものだ。
すると、折れたクレヨンはみるみるうちに元通りになっていった。
『はい、元通りになったよ!』
修復したクレヨンを手渡した。
女の子「あ…ありがとう……!」
そう言い、女の子は何処かに走っていった。
『(え…何だったんだ?急に走り去っていったけど……)』
この時はまだ、彼女がAと友達になることは知らない。
87人がお気に入り
「マッシュル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
氷室玲奈(プロフ) - 腐ってる奴さん» ありがとうございます✨そう言ってくださると、とっても嬉しいです!! (4月1日 15時) (レス) id: a380f3f16c (このIDを非表示/違反報告)
腐ってる奴 - 番外編神(文ストフャン) (4月1日 13時) (レス) @page40 id: 4c8c48f850 (このIDを非表示/違反報告)
氷室玲奈(プロフ) - 欄さん» マジですか?!おめでとうございます✨ (3月30日 13時) (レス) id: a380f3f16c (このIDを非表示/違反報告)
欄 - サラちゃんと誕生日一緒嬉しいわぁ (3月30日 13時) (レス) @page28 id: 322583d60f (このIDを非表示/違反報告)
氷室玲奈 - あっ、ホントだ……ピコピコ様、指摘ありがとうございます!!気をつけます!!! (2月12日 10時) (レス) id: 133a687971 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:氷室玲奈 | 作成日時:2024年2月8日 0時