17 ページ20
さらに一週間後 入学式当日
着慣れない服に身を包んだ私は変装したライオ兄と共に入学式に出るべく、小学校に来ている。
『ライオ兄、本当にバレないよね…？』
ライオ「俺様の変装技術を舐めるなよ」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ライオside
昨夜
仕事終わりにカルドとレインで談笑していたときだった。
カルド「そういえば、明日の入学式、ライオがAと一緒にいくんですよね？」
唐突にそんなことを聞いてきた。
ライオ「あぁ。ていうか、オレが一緒に行かなかったら誰が一緒に行くんだ？」
カルド「あの、あなたがいつもの恰好で行ったら、目立つのではと思って…」
隣で話を聞いていたレインも静かに頷く。
ライオ「確かに入学式に神覚者である俺様がいたら目立つな……」
どうしたものか…と考えているとき、
レイン「変装するのはどうですか？」
と、レインが案を出した。その他にも案は出たが最終的に変装することになった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Aside
そして今は絶賛入学式の最中である。
校長「今ここにいる112名は今日から××小学校の生徒の一員です。一人ひとりが自覚をしっかりと持って＿＿＿」
そして5分ほど校長先生の話を聞いた私は、ふとライオ兄のいる方へ振り向いた。
見るとライオ兄のまわりにいた他の親が、ライオ兄のことを見ながら頬を赤く染めているのが見えた。
ライオ兄はというと、冷や汗をかいていた。
『(あっ……これ、かなりマズいんじゃ……)』
すると、ライオ兄が私に気づいたようで何かを口パクで言っている。
『(気・に・す・る・な・！・…？いや、どこが…？！)』
急にライオ兄のことが心配になるAであった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 87人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「マッシュル」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
氷室玲奈(プロフ) - 腐ってる奴さん» ありがとうございます✨そう言ってくださると、とっても嬉しいです!! (4月1日 15時) (
レス) id: a380f3f16c (このIDを非表示/違反報告)
腐ってる奴 - 番外編神(文ストフャン) (4月1日 13時) (レス) @page40 id: 4c8c48f850 (このIDを非表示/違反報告)
氷室玲奈(プロフ) - 欄さん» マジですか?!おめでとうございます✨ (3月30日 13時) (レス) id: a380f3f16c (このIDを非表示/違反報告)
欄 - サラちゃんと誕生日一緒嬉しいわぁ (3月30日 13時) (レス) @page28 id: 322583d60f (このIDを非表示/違反報告)
氷室玲奈 - あっ、ホントだ……ピコピコ様、指摘ありがとうございます！！気をつけます！！！ (2月12日 10時) (レス) id: 133a687971 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：氷室玲奈 | 作成日時：2024年2月8日 0時
