ライオ様の妹ちゃんは幼女！

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去年

レナトス「オーター、今日お前誕生日だろ？」

オーター「そうだが。それがどうした？」

レナトス「これ、俺からの誕プレ。受けとれ」

オーター「いらん」

レナトス「ハァ？お前薄情にもほどがあるぞ？！」

オーター「お前のくれたものは、全てロクなものではなかったからな。そもそも、私は自分の誕生日など興味がない」

レナトス「お前つまんねぇな…」

オーター「貴様に言われたくない」

そうなるのも当然である。レナトスはオーターに対し、ゴミのようなものを送りつけているのだ。

レナトス「まあまあ、今回はちゃんとマトモなやつだから、中身見てよ」

信じられないという顔をしながら、渋々中身を見てみると…

オーター「これは……万年筆？」

中には一つの万年筆が入っていた。しかもこれは、前からオーター自身が欲しかったものだった。

レナトス「ソレ、前から欲しがってただろ？だから、やるよ」

オーター「あ、あぁ。ありがとう」

部屋から出ていくレナトスを見ながら、少しマトモなところがあるんだなと感じたオーターだった。

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