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episode.3 ページ3

『は?…………は?』



私は思わず目を擦った



ほっぺもつねった




家に帰ってきたら推しがご飯食べている



そりゃあ、嫌でも夢かと疑いたくなる



「あ、ドストさん。シチューのおかわりどうします?」



「いただきます」




否、お母さんは何平然と食事を振る舞っているんだ



てかドストさんて……




「この子、うちの娘のAです」



「そうですか。初めまして、Aさん」




"Aさん"という言葉が脳内でリピートされる



『ゔっ……』



思わず胸の辺りを抑える



推しから名前を呼ばれる事がこんなにも幸福な事だとは思わなかった……




「ほらA、早く着替えて来なさい」



何でお母さんそんな冷静なの……?



と考えつつも、渋々服を着替えて来た



そして私は椅子に座ろうとしたが、とある事に気付いた


うちのテーブルは四つ椅子がある



簡単に言うと、お母さんがドス君の斜め前に座っている



つまり、私が座れるのはドス君の正面か横だけ



つまり、尊くて食事どころではないと




「何してるのA、早く座んなさい」



『いやいや、推しの前で食事とかそんな無理だって』



「んもー、ドストさんからも何か言ってやって下さいよ」



「Aさん。食事が冷めてしまうので、早めに食べてしまった方が良いですよ」



『はい!すぐにでも食べ終えます』




そう言って私はお母さんの隣に座って、シチューを食べ始めた

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さよる(プロフ) - 紅蓮さん» ですよねぇ!?ドスのヤンデレがいかに素晴らしいものかみんなに理解して欲しい…… (2023年2月6日 7時) (レス) id: 47b1380100 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮 - おっと、露西亜語調べたんですが・・・ヤンd・・・この先は言いませんが、ドスくんに物凄く合いました('ω')かっこよすぎて尊死ですよ・・・ (2023年2月4日 16時) (レス) id: 9c10c18c2c (このIDを非表示/違反報告)
- 和菓子さん» 銀魂の高杉さんいいですよね!? (2022年8月16日 18時) (レス) id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
さよる(プロフ) - 七巳流さん» うっっっっっわめっちゃ良い……!猟犬はなんかあれよ、独占欲強そう (2022年8月11日 18時) (レス) id: 47b1380100 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - 大倉てる子ちゃんの小説読んでみたい、下僕になりそう、下手すりゃヤンデレかな。 (2022年8月8日 20時) (レス) @page38 id: 625ec01e21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さよる | 作成日時:2022年6月23日 18時

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