白い町 ページ6
ローside
ロー「…お前ら大丈夫か？」
ベポ「……アイア〜イキャプテン……。」
シャチ「な、何とか…。」
……出た場所が悪かった。
まさか、浮上して海に出た所に、世界政府の船があるとは、思いもしなかった。
海軍の軍艦があることはたまにあるが……
シャチ「いやぁ……いつも脅しになってるキャプテンの能力に助けられるなんて…」
ペンギン「さすが我らがキャプテン……って、バカヤローッ！！」
ロー「……''room''」
シャチ&ペンギン「………ッッぎゃあああ！！！」
ベポ「でも、上手く逃げられて良かったよね！！島にも着いたし！！」
ロー「ああ、そうだな。…だが、表の海岸に政府の船が見えたからな……。」
ここは島の裏側だから船が見つかる確率は低いはずだが、島にいる間は、政府の人間や島の人間にばれないように行動しなければいけない。
……それにしても。
ロー「…ここはやけに静かだな。」
ベポ「表に行けば、町はあると思うよ！さっき町みたいなのが見えたから！」
ロー「…そうか。」
シャチ「早く行きましょうよ！！キャプテン！！」
ペンギン「キャープテーンッ！！」
先に真っ白な地面を踏んでいる船員達を見る。
久々の島だからか、島の景色が珍しいからか、いつもに増してうるさく騒いでいる。
全くこいつらは……少し落ち着くことは出来ないのか？
今はない故郷に景色がそっくりで、動揺した自分が馬鹿らしく思えてきた。
ロー「…行くか。」
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もう真夜中だというのに、この町はいつまで明るいんだろうか。
町には派手な格好をした人達で溢れかえっていた。
その方が俺たちも目立たずに済むから好都合だが……正直この雰囲気は苦手だ。
シャチ「この島には金持ちばっかいるんだなぁ〜。」
ペンギン「羨ましいぜ、全くよー。」
ロー「……。」
ベポ「キャプテン、どうかしたの？？」
ロー「…いや、何でもねぇ。」
……妙だ。
表の岸に政府の船があったはずだが、政府の人間らしき人が見当たらない。
もう帰ったのか……？
……ドンッ！
ロー「…？？」
何かにぶつかった。
下を見ると、ボロボロの服を着た女が尻餅をついていた。
何だか見覚えのある、綺麗なクリーム色の髪。
ロー「……おい、大丈夫か？」
……らしくねェ。
だが何故か、手を差し伸べてしまった。
声に反応したのか、女は顔を上げた。
・
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ロー「A…？」
貴「ロー…？」
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桃千代(プロフ) - 三暁 那保さん» いえいえ！こちらこそ有難うございます！これからも頑張って下さい！！ (2016年10月12日 23時) (
レス) id: c288c3816e (このIDを非表示/違反報告)
三暁 那保(プロフ) - 桃千代さん» ありがとうございます！ 近いうちに、こちらでも公開しますね。素敵なイラスト、本当にありがとうございました！ (2016年10月12日 21時) (レス) id: a75da1e993 (このIDを非表示/違反報告)
桃千代(プロフ) - 喜んで頂けて本当に嬉しいです！イラスト公開して大丈夫です。有り難うございます！！ (2016年10月12日 21時) (レス) id: 688e39c415 (このIDを非表示/違反報告)
三暁 那保(プロフ) - イラスト、どうもありがとうございます！ すごい！ 早い！ そして綺麗です！ なんかカッコいいですね！ とても嬉しいです！ ありがとうございます！ こちらのイラスト、私の方でも公開したいのですが、よろしいでしょうか？ (2016年10月12日 21時) (レス) id: a75da1e993 (このIDを非表示/違反報告)
桃千代(プロフ) - angel~天使~さん» コメント有難うございます！そんな風に言って頂けるなんて、本当に嬉しいです。更新遅くて本当に申し訳ありません。これから頑張りますね！ (2016年10月8日 13時) (レス) id: c288c3816e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃千代 | 作成日時：2016年5月25日 1時
