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俺たち、(いや隣のこいつが足元にあった切り株に腰掛けたから俺は座っているだけ)が座っている場所から立ち上がろうとしたら、太腿を白橡トゲトゲ野郎にガシッと掴まれ動けなくなった
「お前、力強くね？」
「お前じゃなくて…俺は童磨、君は？」
未だ太腿に力が入れられたままなのは、お前と言われたのが気に食わなかったのか？
「あー、童磨ね。OK白橡トゲトゲ野郎。俺はAって言う」
「Aね、覚えたよ。腰からうねうね君」
腰からうねうね君ってなんだよ
俺なのは分かるけどネーミングセンスどこいった？
思わず笑っちゃうだろ
「ｯﾌﾊ…腰からうねうね君って…どっからそのネーミングセンス出てくるのさ童磨。思わず吹いちゃったろ」
「いやぁ、Aが俺のこと白橡トゲトゲ野郎って呼ぶから。さっき腰から出てたやつから名付けてやろうかなって」
こいつめっちゃ面白いな…俺こういうタイプの奴今まで知り合いに居な…いや居たわ
話してる感じが二福。胡散臭さといい、話し方
童磨と話していると楽しく、気が付けば夕刻を過ぎてカラスも鳴かぬ刻になっていた
辺りは薄暗く、童磨の虹色の目の光と、月明かりのみとなっていた
俺は童磨にこの世界にいる「鬼」という存在
俺という「喰種」の存在のこと
この事で互いに知っている事を教えあった
「鬼も鬼で大変なんだな…俺も鬼殺隊じゃないが鳩に追われていたのを思い出すよ」
「そうだA。君も鬼殺隊には気をつけた方がいいよ。人を食べているという事が知られれば、君も俺達鬼と同じ追われる立場になる。まあ、腰からうねうね君なら慣れてるだろうけど」
不意に腰からうねうね君って名前を出すなよ！
笑っちゃうだろ！！
「ﾝﾝｯ…だからその呼び方やめろ？白橡トゲトゲ野郎も気ぃつけような。俺はそろそろ山降りるからさー、童磨達はこれからが活動時間なんだろうけどさ。寝るわ」
「そっか、じゃあ
またなー、と軽く挨拶をして山の麓で見つけた山小屋の中で寝ることにした
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25 - 一気に読ませて頂きました！とても面白いです。続編おめでとうございます！ (2019年12月9日 17時) (
レス) id: 8a05a5b115 (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - 続きいきましたけどまだ形作っただけなので少々お待ちを (2019年12月5日 16時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - またちまちま更新していきたいと思います (2019年11月27日 23時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - 本誌がやべぇ。 (2019年11月27日 23時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - 短気っきーさん» ありがとうございます！更新また再開しましたのでよろしくお願い致します (2019年11月27日 23時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わす | 作成日時：2019年8月22日 15時
