【鬼滅の刃】変化なんてありゃしない【東京喰種】

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─まずいぞ
何故か食べられていた人の食べ物を身体が受けつけなくなってきた

それに、小さな子供を見ると
思わず美味しそう…と思い始めてきたので、豊さんに休暇をもらう許可を得て、山へ来た


この山は人が迷いやすく、自らの命を絶ちにくる人が多いと聞いたからだ


しばらく山中を移動していると、思った通りだった

自らの命を絶ち、首を括っている者がいた

その人を木から下ろし、手を合わせ、今度は命を絶たなくても良いように生きられるように、と

「いただきます」をした



食べ終わり、後片付けをしていた時何者かに音もなく背後から攻撃された

羽赫の様な尖ったもので攻撃されたので、このままでは避けきれないと思い、鱗赫を出し、避ける


「誰だ。背後から攻撃だなんて戦略では基本でも、趣味が悪いじゃないか！俺じゃなかったら死んでたな」

「へぇ、避けられるんだ。首を狙ったつもりだったんだけどなー、刀も無いし、見たところそれ血鬼術でもないし…君何者？」

相手はそう言いつつ攻撃の手をやめない
さっきは首を狙ったつもりと言っていたが、今は四肢や鱗赫を狙ってくる
子供がダーツで遊んでいるかの様だ

「話がしたいんだったら攻撃するのをやめろ。血鬼術、とか言ったなそれはアンタが今使ってるやつ？」

「質問を質問で返すのはやめて欲しいなぁ…じゃあ俺のこと教えてあげるから、君のこと教えて？」

と言うと、羽赫の攻撃のようなものは止み、相手は急に距離を詰めてきて俺の隣に座った

えっ近くない？見ず知らずの人(？)だよね

「近くない？初対面だよね？俺あんたみたいな白橡トゲトゲ野郎知らないんだけど」

「白橡ゲトゲ野郎とは失敬だなぁ、これでも俺偉い人なんだよ？万世極楽教の教祖だよ？」

教祖だ？失礼だけどこんな見た目で？

「悪いけど宗教には興味が無いんでね」

そうあしらおうとしたが、上手くいかなかった

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