【鬼滅の刃】変化なんてありゃしない【東京喰種】

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｢赤髪くん、此方ばかり見ていては後ろがお留守だよ｣

突然現れた俺に意識を取られていたせいか、父鬼への注意が疎かになっている

｢がはっ…｣

よくあるご都合主義で、相手が待っていてくれるなんてことは無く容赦なく赤髪くんに襲いかかる父鬼


｢加勢します？｣

｢家族ゥ…守るゥ！！！｣

累くんによって、力を得たもの理性を失った父鬼とは意思疎通がしにくい

｢これはOKということでいいんですかねぇ！｣

赫子で赤髪くんの足場を崩し体制が崩れた所で、一気に距離を詰めてからの回し蹴り

｢おっと、これが避けられるか〜やるなぁ｣


回し蹴りは避けられたけれど、父鬼が赤髪くんの動きを捉え攻撃をする

｢どこ見てる！！こっちだぁ！！！！｣

父鬼の注意は猪頭くんへ
猪頭くんまだのびないのか…いやあれは気合いだけで立ってるだけか

猪頭くんが父鬼の注意を引き付けている間、赤髪くんは木を切り落として父鬼の動きを止めた

が、木ごと赤髪くんはどこか遠くへふっ飛ばされた



この場には父鬼と俺、そして鬼殺隊の猪頭くん
2対1。この状況で不利な猪頭くんはどうするのか

｢さてさて、どうする？猪頭くん｣

｢ｯｸｯｿ!!!｣

逃げるか、まあそれは当然の選択だろう

｢逃げても無駄だよ〜｣

父鬼と共に猪頭くんを追っていると、猪頭くん自らこちらに向かってきた



｢1本で斬れねぇなら、もう1本でぶっ叩けばいいんだよォ！！！！｣

そう叫びながら父鬼の腕を斬った



｢あちゃ〜斬られちゃったか。父鬼さん、あんたもういいよ下がって｣

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