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｢あ〜〜〜〜もう！！待てや！！俺は鬼じゃないって！！！そんな追ってくるなよ！！！しつこいわ！！誤解だって！！！！｣
…いい加減しつこいので、もう殺してしまおうか
形跡さえ残さなければ鬼殺隊もこの山の事をマークしないだろう
顔を覚えられるとまずいので、俺がまだ若気の至りでいろいろやらかしてた時にウタが呆れて作ってくれたマスクを久々に使おう
このマスクは狛犬の様な顔をした獅子面で、俺の為にと作ってくれたやつだ
｢嗚呼、この感じ久しぶりだなぁ？｣
懐かしいこの感じ、この時代に来てからマスクを使う程の命の危機もなかったので、以前の様に使うことで喰種としての自覚をさらにするようだ
｢なぁ鬼殺隊さんや。どうして鬼を殺すんだい？｣
俺は歩みを止め追ってくる鬼殺隊の方へ向き直った
｢は？鬼が何を言ってやがる。お前達は人を食うだろう？害があるから斬る。ただそれだけだ｣
｢そうか…やっぱりそうなんだな｣
やはり返ってきた答えは思っていたとおりで、期待外れだと落胆する
｢こっちだって生きる為なんだ。すまんな鬼殺隊、やっぱり人はどこに居たって、どんな時代だってなんも変わっちゃあいない。頼むから俺の為にしんでくれ｣
｢なっ｣
鬼殺隊隊士が何かを言いかけたがそんな事など気にもせず、狛犬の尾の様な俺の赫子でそいつを貫いた
赫々と己の目は輝いているだろう
貫いたそいつを手繰り寄せ、血の跡1つすら残さぬよう綺麗に食べる
食い方は喰種にしては綺麗だと鳩に言われていたから、綺麗に食べられるだろうな
─赫子が蠢く。
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25 - 一気に読ませて頂きました！とても面白いです。続編おめでとうございます！ (2019年12月9日 17時) (
レス) id: 8a05a5b115 (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - 続きいきましたけどまだ形作っただけなので少々お待ちを (2019年12月5日 16時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - またちまちま更新していきたいと思います (2019年11月27日 23時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - 本誌がやべぇ。 (2019年11月27日 23時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
わす(プロフ) - 短気っきーさん» ありがとうございます！更新また再開しましたのでよろしくお願い致します (2019年11月27日 23時) (レス) id: a4e37fc9fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わす | 作成日時：2019年8月22日 15時
