9 ページ9
、
マレウス含め、ここにいる全員が驚いた
マレウスは「しかし…」と続ける
「既に公平な手段で10人を選んだのだろう。抽選とやらはどうしたんだ」
「実は、交流会に参加するメンバーを伝えたところ、先方から直々のご指名がありました。“名高い魔法士のマレウス・ドラコニア様に是非交流会の要としてご参加いただきたい！”と」
その内容にマレウスは「ふむ」と考える
クロウリーは「“あのような偉大な魔法士を育むことができるのも学園長の手腕あってこそ！さすがです！憧れてしまいます！”なんて本当のこと言われたら断られないでしょう〜？」とひとりでニコニコしている
「育むだと！？」
セベクがそんな独り言に反応してしまう
「何を言うか！マレウス様を育まれたのは貴様ではなく、ここにおわすーー」
リリアが腕を組んで「マレウスを直々に指名か…」と深く考え始めた。リリアはナミに目配せする
ナミがどういう意味かを理解するのはすぐだった
「なるほど。話はわかった…」
マレウスは返事を出した
「是非、行かせてもらおう」
クロウリーが「本当ですかドラコニアくん！？」と喜んている
「ああ。先方直々の指名ということは、すなわちこれは…」
「招待……だな！？」
マレウスはニヤッと口角をあげる
喜んでいる姿がなぜか怖かったり…しないでもない
「なる…ほど…！？」とシルバーとセベクが反応をする
「せっかくの招待を断るなど無礼にあたる。喜んで参加しよう」
マレウスはニコニコしていた
その後ろで「そうじゃなー。そうなるよなー」とリリアは頭を抱えていた
しかし、すぐにニッ、と笑う
「まあ、これも良い経験になるじゃろう。止めはせぬ」
、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 307人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アユ - あっ…ロロちゃん尊… (10月13日 8時) (
レス) @page28 id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
なみ - サクラさん» し、死なんといてや！！ロロさんが可愛くてカッコいいの納得です_:(´ཀ`」 ∠): (2022年11月8日 6時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ロロ可愛いしかっこいいです……死ぬかもしれん( ´ཫ`) (2022年11月7日 23時) (レス) id: e2dced703d (このIDを非表示/違反報告)
なみ - Lemon!?さん» ほ、本当ですか！？いやぁ、ありがたや(＞人＜)ちょっとマンネリ化し始めてしまったけどコメントのおかげで更新頑張れそうです。あざまる(*´∇｀*) (2022年11月5日 10時) (レス) @page31 id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon!?(プロフ) - どうやったらこんな神作品が出来るんだ??めちゃくちゃ面白くて読む度に更新まだかな？ってソワソワしちゃいます(笑) (2022年11月4日 21時) (レス) @page31 id: 1d8fe9d267 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：真灯
x他1人 | 作成日時：2022年10月31日 18時
