やらかしました ページ2
トントン
鳴ったノックの音に三人とも玄関の方に目を向ける
おかしい
ここを訪ねてくるような人は数えられるくらいで、礼儀正しくノックしてから入ってくる人なんて思い浮かばない
『え、郵便…とか？』
JK「さあ？ヒョンたちなら勝手に入ってきそうだけど」
そう言って首を傾げながら立ち上がるジョングク
JK「はーい、開いてますけ…え？」
まるで自分の家のようにドアを開けながら、半分くらい開けて固まるジョングク
JK「どちら様ですか…？」
？？「こんにちは。ここってミンユンギさんの家であってますか？」
JK「はい…ヒョンに何か用ですか？」
『ちょ、ジョングクお客さんに失礼だよ。どうぞ中に』
訪ねてきたのは若くて美人な。それはそれはミンジュさんに勝るとも劣らない美女だった
イケメン耐性はこの一年でだいぶ付いたんじゃないかって言う自負があるけど、相変わらず私は美女とはまともに話せないらしい
JK「ちょっとヌナ、ユンギヒョンと仲いい人だったらこの時間にヒョンが家にいないこと分かってるでしょ」
小声で耳打ちしてくるジョングクに頭の中が？マークでいっぱいになる
『つまり？』
JK「ヒョンと直接連絡取れない関係で、かつ家に来るほどの何かがある。絶対訳ありだし…」
『だし…？』
JK「ヒョンは歓迎しないはずの人間ってこと」
ここまで約十秒
やっと私が理解した時には、その美女は玄関先まで入ってきていた
ジョングクがその美女に見えないように目をぐるっと回して、口パクで�倏麓�なの？"って言ってくる
ジョングクは人を疑いすぎなんだよ…
必ずしもそうとは限らないじゃんかよ〜
BR「お姉さん、誰ですか？」
私が聞こうと美女を見つめた時
いつの間にか私の後ろに隠れていたボランちゃんが顔をのぞかせてそう言った
美女は玄関でミニスカートを気にすることもなく屈んでボランちゃんと視線を合わせる
「私は、イ・ハリム。あなたのお母さんよ」
そう言って微笑んだ美女はなんとなくボランちゃんに似ているような気もして…
ごめん、ジョングク
ジョングクはどうやら探偵にも向いているらしい
それから…ごめんなさい、ユンギさん
私はまた余計な事件の扉を開けてしまったようです。
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ビタミンとっき(プロフ) - 澪さん» ありがとうございます！そう言ってもらえると書き甲斐があります！！ (2020年10月6日 23時) (
レス) id: 6832423ab5 (このIDを非表示/違反報告)
澪 - まさかまた読めるとは感激です！これから楽しみにしてます！ (2020年10月6日 23時) (レス) id: 564ad74b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ビタミンとっき | 作成日時：2020年10月6日 23時
