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ズモモモモモモ、と謎のオーラを発しながら例の公園のベンチに座る私
何故こうしているかというと、遡ること数日前______
あの日の夜、ベットの中で延々と考えていた私は思ったのだ
(名前もわからない振り、住所は普通にわからない。何一つわからないのにどうやって渡すんだ)
そこまで考えて、私は思考をやめた
突如、解決策が頭に浮かんできたのだ
(そうか、あの公園で待ってればいいんだ！)
_____若干脳筋っぽいが、私にはそれ以外思いつかなかった
その日以降、私は空いた時間はここにハンカチを持って来るようになった
しかし未だに収穫は0。
流石にそろそろ心が折れそう
今日はこの辺にするか、と腰をあげた私の視界を、クリーム色のツンツンヘアーが横切った。
『！？』
自分の直感を信じて脚を動かす。
結構距離があったが、私の長ーい脚()のおかげですぐに彼のもとへ辿り着いた。
息をととのえて、一回だけ深呼吸する。冷静に、冷静に…。
『ちょっといいかな？』
前公園でめそめそ泣いてたのを見られたため、イメージを変えようとちょっとクールぶって話しかけてみる。
「あ？」
振り返った爆豪くんは、私を見ると目を見開いた。
…何？私の顔に何かついてる？
ねぇ、そんなにガン見しないでよ。
普通イケメンに見つめられたらドキドキするものだけどさ、爆豪くんに限っては話が違う。
怖いよ！めっちゃ怖い！別の意味で心臓がドキドキする！
本能的な何かが命の危機を訴えてるんですけど！？
逃げ出したいのを堪えて、平静を装って声を出す。
落ち着け、今の私はクールな美人だ()
『…この前は世話になったね。礼を言うよ。』
ありがとう、と頭を下げる。
その時目に入った私の脚は生まれたての小鹿みたいに震えていた。
顔を上げると、爆豪くんは爆豪くんらしからぬ爽やかな笑みを浮かべていた。
「大丈夫っスよ！当然のことをしただけなんで！」
『』
……誰だよお前。
続く (更新停止中)
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トカ - 、、、え？え、いやえ？？？だれ？？？いやほんとにだれ？？？？？ (2月16日 18時) (
レス) @page28 id: e74bb02192 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうこ - もう大好き…作者さま…お恵みを… (2022年3月13日 20時) (レス) @page28 id: 984d3c8b40 (このIDを非表示/違反報告)
れもん猫 - 更新頑張ってください。今、めっちゃいいところで終わってるう泣 (2020年3月12日 20時) (レス) id: a311e75dfe (このIDを非表示/違反報告)
桜音 - あ・・・爆豪めちゃ可愛い最高！更新頑張ってください！ (2019年8月14日 23時) (レス) id: 3797fcfa5c (このIDを非表示/違反報告)
みずい(プロフ) - ば、ば、爆ゴｩ…可愛ﾖｨ…更新頑張って下さい！ (2019年8月14日 2時) (レス) id: 0388b1704d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃんにゃん | 作成日時：2018年3月6日 20時
