【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている】八幡×一色 ss (ページ7)

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いろは「せんぱいを本気で好きになりました」7 ページ7

小町｢あ、そうだお兄ちゃん｣

八幡｢ん？｣

小町｢お兄ちゃん、一色さんと連絡先とか交換しなかったの？｣

八幡｢...一応、メアドと電話番号は勝手に登録されたな、勝手に(大事なことなので2回言いました)｣

小町｢...このままいけば、お兄ちゃんを貰ってくれるかも...？｣ﾎﾞｿｯ

八幡｢...あー、小町？聞こえてるか？｣

小町｢とりあえず、お兄ちゃん携帯貸して｣

八幡｢え、何で｣

小町｢一色さんの連絡先、私も登録しておきたいから｣

八幡｢いやいや、小町が一色の連絡先を知ったところで、何の意味も成さないだろ｣

小町｢何言ってるのお兄ちゃん
私、来年に総武校の受験なんだよ？｣

八幡｢まあ、そうだな
だが、それとこれとは関係が...｣

小町｢私が総武校に通うことになったら、結衣さんや雪乃さんはもちろん、お兄ちゃんの知り合いの人とは、仲良くさせてもらうよね？｣

八幡｢確かにそうだな｣

小町｢だとしたら、一色さんもそうだよ！
生徒会長さんで、お兄ちゃんの数少ない知り合いの一人で...｣

小町｢...なにより、お兄ちゃんに脈アリな女の人の一人で｣ﾎﾞｿｯ

小町｢とにかく！来年受験に受かれば、私もお世話になると思うし、知っててもおかしくないでしょ？
むしろ、今仲良くさせて貰えれば、交友関係もしっかりだよ！｣

八幡｢ぐっ...(明らかに小町が何か考えているのは分かっているが、断る理由がない。
それどころか、逃げ道すら塞がれてしまった...さすが、俺の最愛の妹だ...)｣

八幡｢...小町の言ってることにも一理ある。｣

小町｢でしょー？だーかーらー、ハイ｣ｽｯ

八幡｢...ほれ｣ﾎﾟｲｯ

小町｢よーし｣ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

小町｢登録かんりょ～う！
あ、お兄ちゃん携帯返すね｣ﾎﾟｲｯ

八幡｢おぉ...｣

小町｢それじゃあ、小町はそろそろ受験勉強に戻ろうかな～｣ｶﾞﾁｬｯﾊﾞﾀﾝ

ｱ､ﾓｼﾓｼﾊｲ､ﾋｷｶﾞﾔﾊﾁﾏﾝﾉｲﾓｳﾄﾉ...

ﾊｲ!ｿｳﾃﾞｽ!ｲﾓｳﾄﾅﾝﾃﾞｽﾖ～

ｲｴｲｴ～､ｲﾂﾓｱﾆｶﾞｵｾﾜﾆﾅｯﾃﾏｽ～

・・・・・・・

八幡｢受験勉強はどうなったんだ小町。
.....コーヒーでも飲むか...｣ｽﾀｽﾀ