【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている】八幡×一色 ss (ページ1)

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いろは「せんぱいを本気で好きになりました」ページ1

ーーーｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

八幡「...」

結衣「あ！ヒッキー、やっはろー！」ﾌﾘﾌﾘ

八幡「...ああ」ｽﾄｯ

雪乃「...紅茶でも入れるわ」

結衣「そういえばさ、ヒッキー」

八幡「...なんだ？」

結衣「その、ね...」

八幡「用件がないなら、俺は読書に戻りたいんだが」

雪乃「ヒキガエルくん、女の子の話を遮るのは良くないわ
それに、あなたのような腐った目で睨みつけられたら誰しも言葉に詰まってしまうものよ？」ｺﾄｯ

八幡「相変わらずだな...
だいたい、目が腐ってんのは自覚してんだよ
それに俺は別に睨みつけてるつもりは無いんだが」

結衣「あ、あはは...えっと...」

雪乃「いいのよ由比ヶ浜さん、無理をしなくても。こんな男のために無理をする必要なんてないのよ」ｻｽｻｽ

八幡「おい待て、なんで俺が悪者扱いされてるんだ」

結衣「そ、そーゆーんじゃないから大丈夫
ありがとね、ゆきのん」ﾆｺｯ

雪乃「...そう、それならいいのよ」ﾆｺﾆｺ

八幡「(...ぼっちの前で、百合百合するのはやめてくれ...
まあ、いつも通りか)」ｽﾞｽﾞｯ

結衣「あ、そ、それでねヒッキー」

ーーーｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

いろは「せんぱーい！」

八幡「...」

結衣「あ...いろはちゃん、やっはろー！」ﾆｺﾆｺ

いろは「由比ヶ浜先輩、やっはろーです！
あと、雪ノ下先輩もやっはろーです」ﾌﾘﾌﾘ

雪乃「...私への挨拶が、ついでのような気がするのだけれど...まあ、いいわ」

いろは「っていうことなので！せんぱいを借りていきますねー！」ｶﾞｼｯ

八幡「おい、今の会話は、どう考えてもおかしいだろ」

いろは「...？」

八幡「お前何言ってんの？みたいな顔するのやめてくれませんかね
俺は当然のことを言っただけなんだが」

いろは「...せんぱい...あの時、せ・き・に・ん
取ってくれるって言ったじゃないですかぁ...」ｸﾞｽｯ

八幡「...！」

結衣「えっ...と、ヒッキー？」

雪乃「まったく...あなたという人は、遂に犯罪にまで手を染めてしまったのね...」

八幡「待て、お前らは今、ものすごい勘違いをしている
そういえば一色、用件があるんだろ？
さっさと行くぞ」ｻｻｯ

いろは「はーい」ﾆｺﾆｺ

いろは「ではでは、失礼しまーすっ」ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ...

結衣「...」

雪乃「...」

ーーーーーー

八幡「おい」

いろは「せんぱいにはやっぱり、アレが一番効きますよね～」

八幡「お前の頼みはなるべく聞いてやるから
さっきのはやめてくれ、マジで」