春「一条先輩のことが諦めきれない」3 ページ3
春「なっ//...そ、そういうのは反則です！」ﾜﾅﾜﾅ
楽「は、反則って？」??
春「先輩は気にしなくていいです！
(ってか鈍感だから気付かないかな、この人...)」
楽「そ、そうか
あ、それとさ春ちゃん」
春「な、何ですか？！(ま、まさか気付かれた？！//)」ﾄﾞｷｯ
楽「小野寺にプレゼントをあげたいんだけど、何あげれば小野寺が喜んでくれるのかさっぱり分かんなくてさ...小野寺の欲しいものとか
春ちゃんだったら分かるかなぁと思ってさ」ﾀﾉﾑ
春「って、そのために私を呼んだんですか？
(な、なんだお姉ちゃんか...一瞬びっくりしたけどやっぱりこの人は鈍感...
プレゼントかぁ...私も.......
って何を考えてるの私は！
今日は先輩と一緒だから調子狂っちゃうなぁ)」
楽「まあ、他にも色々あるんだけど
そんな感じかな」ﾊﾊﾊ
春「はぁ、わかりました
先輩には一応！お世話になってますからね
一応！ですけど
まあ、選ぶのを手伝ってあげるくらいなら」
楽「おぉー！ありがとう春ちゃん！いやー
春ちゃんに断られたらどうしようかと思って
ヒヤヒヤしてたんだぜ？」ｵﾁﾂｲﾀﾗｵﾅｶｽｲﾃｷﾁﾏｯﾀﾅｧ
春「わ、私が断ると思ってたんですか」
楽「まあ...春ちゃんには結構嫌われてるっぽいしさ俺」ﾊﾊﾊ
春「べ、別に私は嫌いなんて言ってません！
むしろ！....ｺﾞﾎﾝｺﾞﾎﾝ...えーと、とにかく私は
先輩のことは嫌ってません」ﾌｲｯ
楽「そ、そうだったんか...なんか、あれだな
ちょっと嬉しいな」ﾊﾊﾊ
春「へ、変な勘違いはしないでくださいよ！」
楽「わ、分かってる分かってる！そんなに怒らなくても」ｵﾁﾂｲﾃｵﾁﾂｲﾃ
春「とにかくさっさと選んで帰りますよ！
先輩といると調子狂っちゃいます！」ｽﾀｽﾀ
楽「あっ！ちょ、春ちゃん？！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
ーーーー〇〇デパート5F
楽「どんなのがいいのか...」ﾑﾑﾑ
春「お姉ちゃんのプレゼントですからね
ちゃんと選んでくださいね！」ﾋﾞｼｯ
楽「おう！」
春「(あ、このぬいぐるみ可愛いなぁ...)」ｼﾞｰ
楽「...」
春「(って、お姉ちゃんのプレゼント選んでるんだった...
あっ、このマグカップ...)」ｽｯ
楽「このマグカップとかよさそうだよな！」
春「...やっぱり、私要らなかったですね...」ﾎﾞｿｯ
楽「春ちゃんどう思う？」
春「ええ、それでいいと思います」
楽「よし、買ってくるから外で待っててくれ」
春「わかりました」ｽﾀｽﾀ
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作者名：なっちー | 作成日時：2015年7月15日 1時
