【d!】私のために、生きろ。2 (ページ3)

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狂った愛ページ3

ゾムside

『好き…？』

Aは俺の様子から、その「好き」が恋愛感情だということを察したのだろう。
固まりながらも、顔が赤くなる。

zm「好き、好きやで、A。」

俺は距離を詰める。
鼻と鼻が触れ、唇同士がくっつくまで、あと少し。

あと少し
あと少し

『だ、だめっ！！！』

パチン

照れがオーバーヒートしたのか、Aは俺の顔面を張り手で引き剥がす。
強い、前に進めへん。

zm「…なんでや。俺のこと嫌い？」

『ち、違うよ！違うけど！』

手をパッと離し慌てるAがひどく可愛い。

『口はだめ…でしょ？』

でしょ？って言われても。
感情が抑えられず、Aをソファに押し倒した。

zm「ならどこならいいん？」

『ど、どこって！それあたしが決めるの？』

zm「ほんなら今すぐ、全身にキスしたい。」

『全身…！？』

Aは目を白黒させて俺から目線を逸らした。しかしそうはさせない。
Aの顎を掴み、無理矢理俺の方へと向かせる。

zm「だめや、俺を見ろ。」

自分の呼吸が荒くなる。
興奮度が最高まで達している。

はぁー……はぁー……

zm「俺だけ見とって。」

はぁー……はぁー……

zm「俺だけをその目に映してーや。」

はぁー……はぁー……

zm「Aの全てを俺のものにする。」

はぁー……はぁー……

zm「一生一緒にいてくれ。」

想いを伝えたことにより
俺のAへの感情リミッターが完全に外れた。