【d!】私のために、生きろ。2 (ページ12)

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落差ページ12

鬱side

gr,tn｢｢アホか！！！！！｣｣

こうなった経緯を話し終えた途端に声を揃えて怒鳴る2人。

tn｢Aの武器の性能はいつも完璧なんや！簡単に試すようなことは…！｣

そう言いかけたトンちの前に、Aちゃんが立つ。

『だめ！大先生のこと怒らないで！大先生悪くない！』

ut｢Aちゃん…｣

トゥンク

gr｢トゥンクじゃねぇんだよ自分が何したかわかっとるんか？あ？｣

ドスの効いた声に泣きそうになる。
それを見たAちゃんが、椅子に座ってる僕を抱き締めた。
Aちゃんは立ったまま、…つまり位置的に僕がAちゃんの胸に顔を埋めている。

ut｢むぐっ…！｣

『よしよし。泣かないで！大先生はあたしが守るから！だからもっとあたしのこと好きになって？』

…後ろで2人が武器を構える音が聞こえた。

ut｢待って待って！殺気すごい！！｣

gr｢蜂の巣にしてやろう。｣

tn｢火あぶりの刑や。｣

2人とも目に光がない！
しかもそれぞれがAちゃん特製の武器やから確実にやられる！

『あたしが大先生の肉壁になる！！』

ut｢更にややこしくなるからやめてー！｣

グルちゃんはひとつため息をついて、インカムをONにした。

gr｢今城内にいる幹部全員、至急会議室に集合。大先生の盛大なやらかしについて話し合いたい。｣

…そう、つまり公開処刑だ。