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そこは一番突いてほしくないとこだった、かも。
すばる君がどんな表情でその言葉を発したのか怖くて、直視出来ひんかった。
「ありがとう」
「え？何で……？」
お前、俺の事好きなん？
気持ち悪い。
そんな感じの言葉を想定してたのに、すばる君は頭を下げてきた。
「おかげで、今日会えた。何も言わんと消えたからもう二度と会えへんと思ってんで？」
「……すばる君、俺に会いたかったん？」
「ん、まあ。言いたい事あったし」
すばる君は左手を見せてきた。
結婚発表する時みたいに。
……え？嘘やん。
何で？
その違和感に気付いた時、俺の心臓はどくどくと音を大きく立てる。
居酒屋のざわめきが耳に入らなかった。
目の前にいるすばる君と、俺。
２人だけの世界にいるような、そんな感覚。
「俺、離婚してん」
「いつ？何で？！」
「そんな食いつくか？」
「ごめん」
「エエけど。前々から離婚したくて。やっとあっちが印押してくれた。今日提出してきた」
「離婚ホヤホヤってことか」
「言い方な？」
「んふ、ごめんって」
「何かお前喜んでへん？」
そりゃそうやん。
一番のライバルが消えたんやもん。
お客様以前に、既婚者やったから俺の恋心は後ろめたさがあった。
でも今はどっちのしがらみもないんやもん。
……なんて、そんなことは言えるはずもなく。
「人の不幸は蜜の味やもん」
「……じゃあちゃうな。離婚、俺にとったら不幸ちゃうもん」
「えー奥さん可哀想」
「あっちもホストにガチで恋してんねんから離婚して正解やって」
「え？」
「ん？何？」
「あっち“も”って何？すばる君、今ホストに恋しとるん」
だとしたら結構ショックなんやけど。
相手が奥さんやったから割り切れたけど、同業者ってなったらキツイって。
いやもう教師やから同業者ちゃうんやけどさ。
「してへんけど」
『何言うてんの？』って顔をするすばる君。
いやいやいや。
あなたが言ったんやん。
俺の受け取り方がおかしい、みたいな雰囲気出してるけど。
「なら何で“も”って言うたん？」
「あ、そういうことか。……それ、後でエエ？」
「何で」
「もうちょい酔ってからがエエ」
「えーー、気になるやん」
「……お前酔ってへん？」
「あー、そうかも。教師なってからあんま飲んでへんから弱くなってるんかな」
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れいんと。(プロフ) - ヒイM45さん» はじめまして。私も一生、赤緑が担当です。赤緑作品は新作が少なく、更新が途絶えてるものが多いので寂しいですよね😢いつか甘々な赤緑を書きたいと思っています。 (2022年3月27日 8時) (
レス) id: e2762dc7c7 (このIDを非表示/違反報告)
ヒイM45(プロフ) - はじめまして。いつも更新を心待ちにしていた未練タラタラ赤緑強火です。素敵な作品をどうもありがとうございます。完結してしまった喪失感はありますが、また是非是非！貴重な赤緑作品をお願い致します🥺赤緑バンザイ！！そして橙緑も楽しませて頂きます♪ (2022年3月26日 22時) (レス) @page43 id: 0c2aba4953 (このIDを非表示/違反報告)
れいんと。(プロフ) - 羽世さん» ありがとうございます！私も強火すば倉担なんですけど、最近はすば倉担そのものが少なくなってる気がしてるんです〜😭ふっふっふ、ちょっとお待ちくだされ。 (2022年2月19日 16時) (レス) id: e2762dc7c7 (このIDを非表示/違反報告)
羽世 - んんん！最高です……。すば倉担なのですば倉の新作があって嬉しいです😢 次話からtornの予感もして楽しみです。更新待ってます！！ (2022年2月19日 16時) (レス) id: 5dae2b6d43 (このIDを非表示/違反報告)
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