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A組と合流したら、珍しくプンスカした梅雨ちゃんがいた。
蛙「悔しいわ、峰田ちゃんと障子ちゃんと組んでたら、ハチマキが消えてたの」
『あ、それ私のチームがとった』
むー!と口を結んでほっぺを引っ張って来た。怒り方可愛いな。近くに芦戸ちゃんがいたので未だ頰にくっついている梅雨ちゃんを引きずって声をかけに言った。
『ふぁ、あふぃどふぁん、おへへふぉう(芦戸ちゃんおめでとう)』
芦「ありがと。でも爆豪、轟の氷対策に私入れてくれただけで、実力に見合ってるのかわかんないや」
珍しくしょげてるな。彼女に何言ったんだ爆豪のやつ。噂をすれば、と爆豪がつかつかと歩いて来た。目が、目がやばい。なんであんなにつり上がってるんだ。人体の構造どうなってんだ。
爆「チビ!!てめえ何勝手に負けてんだ!」
『怒るところそこ!?』
私は爆豪の許可なしに五位になったこと、つまり最終種目に参加できなかったことをどやされていた。
『そっか〜次は対人バトルだもんな。爆豪私と戦いたかったのか。私もだ』
爆「だったらなんで五位なんだよクソが!!」
『まーまー、飯行こうぜ。体育祭じゃなくても授業でいくらでも戦えるだろ』
爆「俺に命令するんじゃねえ!!」
爆豪をなだめながら食堂に向かったところで緑谷の声が聞こえた。轟の声もする。
爆「あぁ?クソデクに半分野郎が何してんだ」
私は反射的に忍び足になり口を閉じた。爆豪もそれに習った。
いくらキレ芸の申し子とて、危機察知能力くらいはあるらしい。
角から除けば、轟と緑谷、試合前に宣戦布告をし合った同士が何やら怪しい雰囲気で話していた。
一見すれば、調子に乗った地味目の男子が、クラスで一番のイケメンに呼び出されていちゃもんつけられてるみたいな。
いやもしかしたらその通りかもしれない。
@@@
過去最高順位が二位になって、登録者がもう四百人に届きそうになって、え、なんだこれジャスティン・Bさんが私の小説を読んだのかいやそれは流石に無いかほんと一夜で何が起こったんだとりあえず更新を頑張ります以上作者でした。
読んでくれてありがとうございます(゚ω゚)
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率(プロフ) - とむらさん» 確かに…原作で大事になってきそうですね…今まで戦闘訓練も二人組にしてたけど三人組にすればいい話ですね!すみません、次回から青山くん編入させます!ほんとコロコロ変えてしまって申し訳ない… (2018年10月15日 2時) (レス) id: 50d8353751 (このIDを非表示/違反報告)
とむら(プロフ) - 青山居ないって大丈夫ですか?原作の方で意外と重要な気もするのですが……もしそれも踏まえてB組にしたのならすみません。 (2018年10月14日 21時) (レス) id: fe1253ce58 (このIDを非表示/違反報告)
率(プロフ) - †NANA†さん» 本当だ…ご指摘ありがとうございます!恥ずかしいミスをしておりました… (2018年10月12日 17時) (レス) id: 50d8353751 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ6で、「上から四番目」ではなく「上から三番目」だと思います。 (2018年10月12日 16時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
率(プロフ) - 琥珀さん» 青山君は人数的な事情でいません。ごめんなさい…彼はB組に行ったんです。多分夢主ちゃん体育祭の組み合わせや期末の試験も青山君のポジションになるかと… (2018年9月22日 6時) (レス) id: 50d8353751 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:率です | 作成日時:2018年9月1日 18時