ひゃくろくじゅうに！！ ページ30
スパンダムの馬鹿笑いが聞こえる。フランキーの悔しそうな声も。
でも、ルフィはそんなことで諦めるやつじゃないよね。
ル「死にてえ？」
いつもと変わらない口調だった。いや、あいつはいつも一本調子だ。ため息をひとつ付いて続けた。
ル「あのなー、俺たちもうここまで来ちまったんだって。とにかく助けるからよ。それでもおめえ死にたかったら、」
ルフィの後ろの床が裂け、竜巻が飛び出してきた。よく見ればナミとチョッパーも飛ばされている。
ル「そんとき死ね！！」
何気にひどいこと言っているように聞こえるが、彼に悪気もない。当然のことを言ったまでなのだ。それにロビンがどれほど救われたのか。
私もクスッと笑った。そして体を起こして壁の淵を掴み、顔だけ出してルフィを見た。
ここちょっと高いね。吐きそうやわ。
ル「あ！当然だがAも助けるからな！」
あー、うん、そっかー。う、うれしい？
そして屋上に開いた穴からゾロが這い出て来て、サンジも床を突き破って飛び出した。建物の向こうの広間からは、ウソッ…そげキングが飛んで来た。
六人はロビンを見ると建物の端に並んで私とロビン、CP9を見上げた。
マリオが全員出揃ったところで、クッパが口を開いた。いや、彼はクッパじゃないな。
ス「お前ら！！調子に乗ってんじゃねえぞ！俺には！この黄金でんでん虫、バスターコールをかける権限があるんだ！！これを押せば、お前らは木っ端微塵に消し飛ぶ！！」
その言葉にロビンが再び絶望した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 280人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ロンロン - 一気に読んでしまいました！本当に面白くて大好きです！また番外編もほのぼのしててすごく好きです！これからも楽しみにしていますねヽ(*´∀｀)ノ (2018年10月23日 18時) (
レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - とっても面白いです!!これからも頑張ってください！更新待ってます！ (2018年10月20日 13時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
ファウスト(プロフ) - ヒロアカの方もとても面白いのですが！できればONE PIECEの方も更新お願いします。つ、続きが気になりすぎる！！ (2018年9月18日 17時) (レス) id: 2967d5163e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：率です | 作成日時：2018年8月24日 12時
