ひゃくろくじゅういち ページ29
深い溝を挟んだ向こうにルフィが見えた。
きっと私ならフランキーとロビンを向こうまで運べるだろう。でもダメだ。ロビンに決めさせることがあるんだ。
ル「よかった！ロビンもAもまだいたな！待ってろ！今そっちに行くから！」
明るい声でルフィがそう言い、屋上の淵に手をかけた。しかし待って、というロビンの声でルフィが上を向いた。
ロ「何度もの言ったはずよ。私は、貴方たちの元へは戻らない！どうして、どうして助けに来たりしたの！私は、そんなこと望んでない！私がいつ、そうしてと頼んだの！」
ロビンが叫ぶ声が私達とルフィの間にこだました。私はロビンの横で壁にもたれて黙っていた。
そしてカラカラという笑い声がいましがたあとにした部屋から聞こえて来た。
スパンダムだった。私がどれほど怒りを覚えたことか。でも口を開く気力もない私は壁にもたれて睨むだけにとどまった。
フ「て、てめえ！奴らがどんな思いでここまで来たと思ってんだ！」
フランキーが抗議の声をあげた。
ロ「言ったでしょう。私は彼らに、助けて、なんて言ってないわ。全て彼らが勝手にしたことよ」
努めて冷たく言い放ったロビンに、フランキーは何かを言おうとしたが、背後から現れたカクの蹴りによって私の真横の壁の激突した。
カクに続いてCP 9が続々と現れ、壁のように、ルフィを見下ろすように並んだ。
口々にルフィを褒めているような、貶しているような、嘲笑っているかのようなことを言った。
そんなCP9に構わず、ロビンは叫んだ。
ロ「私はもう、死にたいの！！」
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ロンロン - 一気に読んでしまいました！本当に面白くて大好きです！また番外編もほのぼのしててすごく好きです！これからも楽しみにしていますねヽ(*´∀｀)ノ (2018年10月23日 18時) (
レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - とっても面白いです!!これからも頑張ってください！更新待ってます！ (2018年10月20日 13時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
ファウスト(プロフ) - ヒロアカの方もとても面白いのですが！できればONE PIECEの方も更新お願いします。つ、続きが気になりすぎる！！ (2018年9月18日 17時) (レス) id: 2967d5163e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年8月24日 12時
