ひゃくごじゅうご ページ23
さあ、あなたも、と私の方を向くロビンの手を掴んだ。
どうしてそこまで否定したがるんだ。一番助けて欲しいくせに。
『ロビン、助けて貰えばいいんじゃねえの』
彼女の中でバスターコールがトラウマになっているのは分かるが、原作で見ての通り、ルフィ達は逃げ果せた。
『突き放したってルフィ達が止まらないのは、よく知ってるだろ。あんなゴムで伸びきった手綱、人間が掴めるわけないって言ったよな』
彼女が揺らいだ。もう一押し。
私だって司法の島なんて行く気はないので、原作には悪いがここで退散させてもらう。
口を開きかけたところで、誰かに床に叩きつけられた。
角「そこまで。それ以上、その女を揺らがせるのはやめじゃ」
『はっ、出たな偽ウソップ…！』
麒麟になるやつが何かを言う前に、やつの背後にサンジが見えた。
サ「そいつから離れやがれ！」
四角いウソップは難なくかわし、サンジは私を引っ張り起こした。
サ「ん？っておめえ肩怪我してんじゃねえか！」
うん、黒い服だからわかりにくいよね。
『いや、ちょっとしくったといいますか…』
サ「どいつだ」
『はい？』
サ「どいつがやったって言ってんだ！」
『それは、あの、黒いやつ__』
サ「テメェ！！」
キシャアァー！という効果音がつきそうな勢いでサンジはルッチに飛びかかって言った。
そのすきに後ろの車両へ放心状態のそげキングとフランキー、そしてロビンを引っ張って行った。
列車を切り離したところで、サンジがギリギリで飛び乗って来た。それはいいとして、奴らには空気を蹴って空を歩くと言うチートな技があるため注意しなければならない。
ウ「よーし！逃げ果せたな！」
『アホか。まだ奴ら諦めてないぞ』
サ「あぁ、車両が完全に離れ切るまで、油断しちゃあならねえぞ」
ブ「その通りだ」
私とサンジは勢いよく振り向いた。サンジは壁に叩きつけられて、私は負傷した方の肩を掴まれた。
『い、が、あ、』
すごい握力だ。ゴリラかよ。ゴリラがどんだけあるのか知らないけど。
ウ「A！」
フ「こいつ…どこから湧いてきやがった」
やつの能力を見逃すとはなんたる失態。どこでもドアなんだからどこでもいけるに決まっってんだろ！
なんとか反撃を試みたいところだが、肩に走る激痛のせいでまとまる思考もまとまらない。
@@@
宣伝だー！
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/greenwakab6/
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ロンロン - 一気に読んでしまいました！本当に面白くて大好きです！また番外編もほのぼのしててすごく好きです！これからも楽しみにしていますねヽ(*´∀｀)ノ (2018年10月23日 18時) (
レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - とっても面白いです!!これからも頑張ってください！更新待ってます！ (2018年10月20日 13時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
ファウスト(プロフ) - ヒロアカの方もとても面白いのですが！できればONE PIECEの方も更新お願いします。つ、続きが気になりすぎる！！ (2018年9月18日 17時) (レス) id: 2967d5163e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年8月24日 12時
