ひゃくごじゅうよん ページ22
『そげキング！口調が！』
ウ「えっ、ごほんごほん、まあとにかく__」
ロ「なにをやっているの！」
ロビンは声を荒げた。珍しく冷静でない。というよりも今日一日、動揺しっぱなし。
ロ「私は、助けにきてなんて頼んでない！」
『ちょ、大声出したらお隣の役人が…』
案の定、扉が開いて顔の右側に傷がある生意気そうな役人が出てきた。
「なんだなんだ、さすがの悪魔の女と預言者とて、司法の島に近づくに連れて恐れをなしたか」
『なんか好き勝手言われてるな』
いやでも、さすがにバレるでしょ。
ウソップは上と横に伸びている仮面を外さないまま、ロビンのコートの中に隠れていた。私の四時ポケに入れても良かったんだが…
「こ、こいつ、」
うん分かるよ。視線をそらすロビンの冷たい顔と、その肩付近から生えている腕は全くマッチしていない。
ウソップ！なんだその腕は！なんではっちゃけてるんだ！
フードが仮面に引っ張られて、四方に伸びているので、どうしてもロビンの顔が面白おかしく見える。
私は堪えきれずに口を抑えて吹き出した。
『ふ、ふっ、あ、ダメ、くっ、やべえ肩いてえ』
「な、なんだ貴様！」
結局コートの下に足が四本並んでおるところを発見されたので、仕方なく役人はのされた。
ウ「そうだ、こーんなことまでする男の決意を、甘く見るんじゃねえぞ」
『おー！ウソ…そげキング！今のカッコよかったぞ！』
ウ「そうかい。それよりも、見つかる前にさっさと退却せねば…ロビンくん！？」
ロビンは肩に置かれたそげキングの手を払ってつかつかと隣の車両に歩いていった。
『っおい、ロビン！』
私とそげキングはロビンの両腕に必死で捕まって止めたが、彼女は気にするそぶりを見せずに、怒ったような顔で切羽づまったように扉を開けた。
サ「ん？おお！ロビンちゃん、A！てめえ髪どうしたんだよ！」
フ「アァ？預言者？」
少々汚くなったサンジ、フランキーと、ＣＰ９。
サ「俺たちゃあ君を助けにきたんだ。理由も何もかも知って、その政府のバスターコールをなんとかしりゃあ、問題ねえ！ルフィ達も後ろから別の海列車で来てんだ」
サンジの言葉に、口端をあげるルッチ、下を向くロビン。彼女はおもむろに手を胸前で交差させ、ウソップを投げ飛ばした。ぎょっとした。
ロ「あの島で言った通り。もう、終わりなの」
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ロンロン - 一気に読んでしまいました！本当に面白くて大好きです！また番外編もほのぼのしててすごく好きです！これからも楽しみにしていますねヽ(*´∀｀)ノ (2018年10月23日 18時) (
レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - とっても面白いです!!これからも頑張ってください！更新待ってます！ (2018年10月20日 13時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
ファウスト(プロフ) - ヒロアカの方もとても面白いのですが！できればONE PIECEの方も更新お願いします。つ、続きが気になりすぎる！！ (2018年9月18日 17時) (レス) id: 2967d5163e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年8月24日 12時
