ひゃくよんじゅうよん！ ページ11
なーんで私が走って突撃してんだ！
私が聞きてえよ！
街の人に聞けば、フランキー一家のアジトは北東の海岸にあるという。街の間でも有名で相当な迷惑をかけているらしいな、フランキー一家は。
取られた二億分くらい私の四時ポケに入っているが、ウソップは金を取られたということよりメリーを直してやれなかった、自分がいながら、という思いの方が大きいと思う。
まあ、弱みくらい頑張って思い出せばいくらでも出てくると思うし、今ここでルフィたちとフランキーを和解させておいてもいい。
そう考えて、私は海岸に向かって走った。
＊＊＊
一言で言えば、ハウルの家を地上に縫い付けたみたいな感じである。
深呼吸をして、私は正面の扉を開けた。
蟲使いたちのゴーグルが一斉に私の方へ向いた。
「お前は、確かあいつらといた！」
「なんだ！一人で乗り込んで来たのか！？」
口々に勝手なことを言う。私はただ、フランキーに話があって来ただけだ。
私は奥の方で椅子に踏ん反り返っている変な仮面をつけた、だが一目でフランキーだとわかる奴に向かって歩いて言った。
フ「なんだぁ？てめえは。ここはガキの来るところじゃねえぞ」
『取り引き、いや、ささやかなお願いで来たんだ』
小馬鹿にしたような視線を緩めないので、付け加えた。
『カティフラム』
するとどうしたことか、目の前のふざけた仮面をかぶった男は動揺を隠しもせずに急にどでかい銃を向けて来た。
『あのな、私は政府の人間じゃなくて、むしろそいつらに追われる側だって。その二億の持ち主』
フ「要するになんだ、返せ、と？」
『いや、そのことで相談があってだな、私たち今船を__』
フ「その前にてめえ、その面を外せ」
自分のことは置いといて、外せって、まあ信用を得るため(？)だからしょうがない。
私は仮面を取った。
『えーっと、自分で言うのはなんですが、世間では預言者、って言われてます、はい、Aです』
なんかすごい厨二な挨拶かましちゃった。預言者！？恥ずか死ぬ！
背中がぞわぞわして顔が熱くなった。
死にてえ。
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ロンロン - 一気に読んでしまいました！本当に面白くて大好きです！また番外編もほのぼのしててすごく好きです！これからも楽しみにしていますねヽ(*´∀｀)ノ (2018年10月23日 18時) (
レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - とっても面白いです!!これからも頑張ってください！更新待ってます！ (2018年10月20日 13時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
ファウスト(プロフ) - ヒロアカの方もとても面白いのですが！できればONE PIECEの方も更新お願いします。つ、続きが気になりすぎる！！ (2018年9月18日 17時) (レス) id: 2967d5163e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年8月24日 12時
