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さんじゅうはち ページ40

咄嗟にもう一度入り口を開き中に入る。

しかし酸素を入れ忘れ、もう一度開き、酸素を確保した。入り口から外を覗いてみれば、変わらずに廊下だが近くにガープさんの気配ない。

安心して外に出た。

『いやあビビったわ。今度からは必ず気配探ってからでないとまた変な噂が立つ』

さあ仕事仕事、としたに降りようとすると、今度は正面の方からこっちに向かってくる足音が聞こえた。

ガープさんだ。

『はあ!?なんでバレた!?』

さすがはルフィのじいちゃん、腐っても覇気使い。

とりあえずもう一度四時ポケに入り、また別のところに出ようとした。(今度は酸素を忘れなかった)

入り口から外を覗いてみれば、そこには爆睡したセンゴクさんの顔があった。

『ぅぉっっと、ビックリした』

眼鏡かけっぱなしだったので外して机の上に置いておいた。
目を覚ましたら大変なので、また入り口を閉じて四時ポケの中に入った。

うん。お気づきだろうとは思うけど、これ四次元ポケット以前にランダムどこでもドアじゃないかな?

四時ポケの中は暗くも明るくもない。その空間に、私が収納したものがフヨフヨと浮いている。私も浮いている。無重力なのが凄くいい。

そろそろ酸素が切れてきたし、もうガープさんも諦めただろうから、外に出ることにした。

ひとまず覗き穴程度の入り口を開いたところで、急に腕が伸びてきて私の頭を掴んだ。

『にぃあ!?』

そのまま私は外へ引きずり出された。

ガ「やぁっと捕まえたぞ。鬼ごっこは終わりか?」

ゲームオーバーであった。

***

『はなひへふらさい』

ガ「お前さんが一体何をしておったのか吐いたらな」

『なんはひゅうにひけんのはけめがあらわれへ、私をへんなほほほにらひはんれす(なんか急に次元の裂け目が現れて、私を変な所に出したんです)』

ガ「嘘をつけい!お前さん絶対能力者かなんかじゃろ!あらいざらい吐けい!」

『いたいれふ!わらひはるふぃとおなひようにほおばのびるわけらないんれす!(私はルフィと同じように頰が伸びるわけじゃないんです!)』

痛い。頰がひっぱられて痛い。

今のままだと永久に話してもらえなさそうなので、ポケポケの実を食べた、ということだけ話した。

ガ「ほお、それは面白いものを食べたのう。あれか、さっきのワープも能力のうちか?」

『そうれすよ』

私は頰をさすりながら言った。なんかトントン族(?)みたいな喋り方になっちゃった。

@@@
なんか順位とかついててびっくりしました。

さんじゅうきゅう→←さんじゅうなな



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(プロフ) - いずたろすさん» 読んでくれてありがとうございます!主人公は木から生まれた人みたいな感じですね。私はあんまりあらすじを書く才能がなかったみたいで、多分続編のあらすじもこういう感じだと思います^ ^ (2018年7月21日 18時) (レス) id: 1fe256fb16 (このIDを非表示/違反報告)
いずたろす(プロフ) - すごく面白いです!主人公が植物人間ってどういうことだろう!?と思って見てみたのですが見事にこの作品にどハマりしてしまいました…(*'ω'*) これからも頑張ってください! (2018年7月21日 17時) (レス) id: e17f26d915 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - イリアさん» 今動画を見て確認しました。仰る通りでした。七武海を登場させるためにポンポン開いてました。他の方の作品を読んで、本部で開くものだと勘違いしていました。今から修正は無理だと思ったので、読み流してくれるとありがたいです。今度からはちゃんと調べるようにします (2018年7月21日 17時) (レス) id: 1fe256fb16 (このIDを非表示/違反報告)
イリア(プロフ) - 七武海会議は世界政府管理でマリージョアで開かれるとてつもなく重要なことを決める為の元帥、大将、中将が集まるめちゃくちゃやばい会議なんですよ! (2018年7月21日 17時) (レス) id: 9be3e906ec (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はわわ、ありがとうございます。エピソードごとに別の人が書いたみたいになってしまう作品ですがみていただけて凄く光栄です!頑張りますm(__)m (2018年7月18日 18時) (レス) id: 1fe256fb16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:率です | 作成日時:2018年7月3日 13時

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