さんじゅうろく ページ38
やっと信号機制覇
＊＊＊
『うぐぅ、なんで私まで』
青「全ての元凶はAちゃんでしょ」
『最初に手鎖つけたのはクザンさんデスヨ』
やっと解放された手首をさすりながら、私は未だに頭に響くセンゴクさんの怒号に悩まされていた。
クザンさんは私の能力については何も洩らさなかった。しかし問題は彼がなぜそのようなことになったのか、とセンゴクさんに聞かれた時に「ふざけてたら絡まっちゃった」、などと言ったからだ。もう少しましな言い訳があるだろう。
『耳に、タコができました』
普通、ほぼ初対面の人にあんな怒るか！？
『それじゃあ私は多分仕事があるので』
青「ちょっと待ってAちゃん、さっき報告書とかをどっさり出されたから、仕分けるの手伝ってよ」
『えー』
青「さっき書類整理とか手伝うって言ってたじゃないの」
『言ってませんよ』
青「じゃあAちゃんのこと上にバラしてもいいのかなー」
『じゃあ私はクザンさんがロリコンだってバラそうかなー。目撃者は結構いるだろうし』
クザンさんがこちらをジト目で睨むので、こちらもジト目で睨み返す。
黄「おやぁ〜？珍しくセンゴクが怒ってると思ったら、クザンお前、何かしでかしたのかぁ〜？」
後ろから声が聞こえたと思ったら、大将黄猿が立っていた。
私はなんだか恐怖に近いものを感じた。足音が聞こえなかった、私の覇気を持ってして気がつけなかった。
確かこいつ原作とかでもやばそうな顔してるヤクザだ！サイコパスだ！
黄「ん〜？なんだか小さい海兵さんがいるねぇ〜」
なんで大将はみんなおんなじことを言うのだろうか。
『海兵じゃないです。えっと、ポ、ポルサリー』
黄「ボルサリーノだよぉ〜」
『ボルサリーノさん』
私の横でクザンさんは必死に笑いをこらえていた。
青「いやあ何、ちょっとこの子と違う島行ってたら下手こいて海楼石の手鎖つけちゃってね。こんな忙しいときに、何をやっとんだってね」
黄「じゃあその子がお前が言ってた子か〜い？」
そう言ってボルサリーノさんは私を覗き込む。ちょっとこの人何考えてるかわかんないから怖いなあ。
『私がそのお小遣いくれたら仕事手伝うって子です』
黄「未来が読めるって聞いたけど〜？」
『え、何ですか、クザンさんに聞いたんですか？あの話は間に受けないでくださいって言ったじゃないですか！ていうかバラしたんですか！？』
青「俺は別にバラしてないけどねえ」
黄「噂で聞いただけだよ〜」
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率(プロフ) - いずたろすさん» 読んでくれてありがとうございます！主人公は木から生まれた人みたいな感じですね。私はあんまりあらすじを書く才能がなかったみたいで、多分続編のあらすじもこういう感じだと思います^ ^ (2018年7月21日 18時) (
レス) id: 1fe256fb16 (このIDを非表示/違反報告)
いずたろす(プロフ) - すごく面白いです！主人公が植物人間ってどういうことだろう！？と思って見てみたのですが見事にこの作品にどハマりしてしまいました…(*'ω'*) これからも頑張ってください！ (2018年7月21日 17時) (レス) id: e17f26d915 (このIDを非表示/違反報告)
率(プロフ) - イリアさん» 今動画を見て確認しました。仰る通りでした。七武海を登場させるためにポンポン開いてました。他の方の作品を読んで、本部で開くものだと勘違いしていました。今から修正は無理だと思ったので、読み流してくれるとありがたいです。今度からはちゃんと調べるようにします (2018年7月21日 17時) (レス) id: 1fe256fb16 (このIDを非表示/違反報告)
イリア(プロフ) - 七武海会議は世界政府管理でマリージョアで開かれるとてつもなく重要なことを決める為の元帥、大将、中将が集まるめちゃくちゃやばい会議なんですよ！ (2018年7月21日 17時) (レス) id: 9be3e906ec (このIDを非表示/違反報告)
率(プロフ) - はわわ、ありがとうございます。エピソードごとに別の人が書いたみたいになってしまう作品ですがみていただけて凄く光栄です！頑張りますm(__)m (2018年7月18日 18時) (レス) id: 1fe256fb16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年7月3日 13時
