にじゅうに ページ24
海軍には三人の大将がいて、それが赤犬と青キジと黄猿である。
見事初日からサカズキさんとファーストコンタクトを果たし、ほかの二人には会いたくもない(というか原作に出てる人誰も会いたくない)と思っていた私だった。
しかし、神様はよほど私が嫌いなようで、物事は全く私の思い通りにいかない。
サカズキさんにはパシられるし、ジンベエさんに道聞かれるし、クロコダイルに会うし、ドフラミンゴに道聞かれるし。
ガープさんは海兵にしようと迫ってくるし。というかこれが一番怖い。
『原作に関わっていないようで関わっている？』
というわけで、私の絶妙な運の悪さを持って、私は今日大将青キジに出会った。
青「お、なんだか小さい海兵さんがいるじゃないの」
『か、海兵ではないです』
赤「海兵じゃなかったんか」
ん？初日に言ったよね？
『私は海兵ではないので、機密情報が載ってるような書類持って来いって言われたら困るんですけど』
赤「まあ、できる限りは控えるわい」
そこは言い切って欲しかった。
『じゃ、私はもう昼食届けたんで帰りますね...』
と邪魔者は退散しようとしたが、サカズキさんの待てと言う言葉に扉に手をかけて固まった。
『な、なんですか』
青「俺んとこのお手伝いさんが今ちょっと留守でね、ちょっとだけでいいから書類整理するの手伝ってくれない？」
『え、いやですよ』
青「即答かよ」
『さっき言ったじゃないですか。私海兵でも補佐官でもないんですって』
青「でも結構有名だよ？なんでもそつなく器用にこなす子が入ってきたのよって食堂のおばちゃんが」
おばちゃーーーん！
なんてことを！
赤「そう言うわけじゃ、手伝ってやれい。こいつときたら寝腐って報告書の一つも出さんでのう」
青「ちゃんと出してるって。それじゃAちゃん、行こっか」
『ええぇ.....』
私はクザンさんに引きずられていった。
＊＊＊
部屋にはペン先が紙を擦る音とホッチキスの音が響いていた。
青「いやあ、正直助かったよ。本当になんでも
『できるんですよね』
このセリフにも聞き飽きてきた。一瞬使えないことをアピールすればもう何か頼まれなくて済むんじゃないかということも考えた。しかし私は未完成、不完全なものが置いて会ったらなんとなく整えてしまう性格なのだ。
そのくせ人助けは苦手で、正直に言うと自分のことしか考えていない。
責任とは、私が一番嫌いな言葉だ。
@@@
大将わかりにくいので色にしちゃいますね
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率(プロフ) - いずたろすさん» 読んでくれてありがとうございます！主人公は木から生まれた人みたいな感じですね。私はあんまりあらすじを書く才能がなかったみたいで、多分続編のあらすじもこういう感じだと思います^ ^ (2018年7月21日 18時) (
レス) id: 1fe256fb16 (このIDを非表示/違反報告)
いずたろす(プロフ) - すごく面白いです！主人公が植物人間ってどういうことだろう！？と思って見てみたのですが見事にこの作品にどハマりしてしまいました…(*'ω'*) これからも頑張ってください！ (2018年7月21日 17時) (レス) id: e17f26d915 (このIDを非表示/違反報告)
率(プロフ) - イリアさん» 今動画を見て確認しました。仰る通りでした。七武海を登場させるためにポンポン開いてました。他の方の作品を読んで、本部で開くものだと勘違いしていました。今から修正は無理だと思ったので、読み流してくれるとありがたいです。今度からはちゃんと調べるようにします (2018年7月21日 17時) (レス) id: 1fe256fb16 (このIDを非表示/違反報告)
イリア(プロフ) - 七武海会議は世界政府管理でマリージョアで開かれるとてつもなく重要なことを決める為の元帥、大将、中将が集まるめちゃくちゃやばい会議なんですよ！ (2018年7月21日 17時) (レス) id: 9be3e906ec (このIDを非表示/違反報告)
率(プロフ) - はわわ、ありがとうございます。エピソードごとに別の人が書いたみたいになってしまう作品ですがみていただけて凄く光栄です！頑張りますm(__)m (2018年7月18日 18時) (レス) id: 1fe256fb16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年7月3日 13時
