にひゃくじゅうよん ページ33
屋敷の外で何やら怪しげな三人が話し合っている中、二階の廊下で私たちもコソコソと話し合っていた。
ナ「だから、二人はプリンやら皿やらで気がつかなかったかもしれないけど！実際に変な生き物がウロウロしているのよ！」
ナミはホグバックがゾンビと透明人間騒ぎの黒幕もしくはそいつとグルだと睨んでいたが(まあ全くその通りなのだが)、ウソップとチョッパーは未だに状況をわかっていないらしい。それとも、ゾンビだらけの屋敷の外に飛び出すのは怖いのか。
ウ「んなこと言ったて、外にはゾンビがうじゃうじゃいるんだぞ？」
チ「そうだぞ！それにあのドクトルホグバックがゾンビとグルだなんて、そんなわけない！彼は偉大な医者なんだ！」
チョッパーのホグバックに対する尊敬はすごいと思うが、そろそろ現実を見せなければならない。
私は四時ポケの中に手を突っ込みとある物(？)を引っ張り出した。
『そういえばさっき捕まえてポケに入れといた変な猫。ほら見て、口が耳まで裂けてる』
ウソップとチョッパーは一瞬それがなんだという顔をしたが、すぐにその猫かなんだかわからないものを見ると声を上げてお互い抱きついた。
ほらね、と何か言いたげな波を押しとどめて私は言った。
『確かにチョッパー、ホグバックは偉大な医者だろうね。医学的にあり得ないことも実現できそうだし、でも、だからといってダークサイドに落ちないわけがないんだ。ネタバレしちゃうとね、この化け物はあいつが作った』
＊＊＊
この屋敷が外の状況となんら変わらないと知ったウソップとチョッパーは、ビビりまくっていた。服の中にしまっていた十字架まで取り出して、壁に掛けてあった松明を振り回している。
チ「うおおお、な、なんかあそこ通ったぞ！」
ウ「お、おお落ち着けチョッパー！」
『お前が落ち着けよ』
三階の大浴場から階段を降りて、一同は最初に通された肖像画が立ち並ぶ大広間にたどり着いた。もちろん、シンドリーちゃんやホグバックの姿はない。
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不在証明(プロフ) - 一気読みしました！とても面白かったです！ついにシャボンディ編ですね！その後のお話も好きなエピソードなので更新楽しみにしています頑張ってください！ (2021年10月9日 1時) (
レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 久々に見にきたら更新されてて嬉しいです。楽しみにしています！ (2019年5月7日 18時) (レス) id: e1b44d4df8 (このIDを非表示/違反報告)
ホタル - おぉ！しばらく見ない間に更新されてる...！いつも応援してます。個人的には２年の空白の間で夢主ちゃんが何をするのかがすごく楽しみです！ (2019年5月1日 3時) (レス) id: 6fae34f835 (このIDを非表示/違反報告)
歌恋 - とっても面白いです！更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年2月18日 18時) (レス) id: bd711dd19d (このIDを非表示/違反報告)
ちきん - 200話突破、おめでとうございます！いつも更新を楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年11月29日 20時) (レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年11月3日 8時
