にひゃくじゅうに ページ31
『私の言いたいことは一つだ』
その気配の喉元に剣の切っ先を当てた。見聞色をフルに使って、たとえ奴が透明化していても動きが手に取るようにわかる。
『透明化関係なく、私はお前を殺せるぞ？皮ァ剥がされてうちのコックに料理にされたくなかったら、』
その時風呂場の扉が勢いよく開いた。
ウ「なっなな、何かあったのか！？」
チ「おばけでも出たのか！？」
ウソップとチョッパーが音に気づいて風呂場に突入してきたのだ。ちょっと今更すぎないか、と思ったが何かを見ないようにどちらも目を隠しているため、ナミに遠慮して入ってこなかったらしい。
そしてそのことに気を取られ私は、隙を悟った透明人間によって押しのけられ、透明人間は窓から姿を消した。姿なんて最初から見えなかったが、まんまと逃げられたわけだ。
ナ「ちょ、A！大丈夫！？いったい何が…何と戦っていたの！？」
ウ「そうだそうだ！ってごめんなさい何も見てないです」
ウソップがキャー、と言ってナミから目を離したのを見て呆れた。説明しようと体制を起こすと、急に猛烈な吐き気に襲われた。
『うぅ、おぇ、気持ち悪っ』
チ「だっ大丈夫か！？」
見聞色、アレを使うと気持ちが悪くなる。それが…原因か…気持ち悪。
横腹の怪我に気づいたチョッパーが、私を手当てし始めた。その間に説明する。
『と、とにかく、さっきのは透明人間だ。理由は知らんが、というか知りたくもないが嫁を探しているらしい』
ウ「それとさっきのとなんの関係が…？」
『その嫁に選ばれたのが、ナミだ』
チ「ぅえ！？」
ウ「な、んだと」
二人は絶句していた。見たところナミが恐ろしい化け物に嫁にとられてしまうことを心配しているより、あのナミを嫁に取ろうなんて男がいたことに絶句していた。
『まあなんにせよその透明人間はサンジがギリギリのとこで蹴っ飛ばすし、ゾンビを製造している黒幕もみんなでぶっ飛ばせる。ただ、問題はそのあとだな…』
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不在証明(プロフ) - 一気読みしました！とても面白かったです！ついにシャボンディ編ですね！その後のお話も好きなエピソードなので更新楽しみにしています頑張ってください！ (2021年10月9日 1時) (
レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 久々に見にきたら更新されてて嬉しいです。楽しみにしています！ (2019年5月7日 18時) (レス) id: e1b44d4df8 (このIDを非表示/違反報告)
ホタル - おぉ！しばらく見ない間に更新されてる...！いつも応援してます。個人的には２年の空白の間で夢主ちゃんが何をするのかがすごく楽しみです！ (2019年5月1日 3時) (レス) id: 6fae34f835 (このIDを非表示/違反報告)
歌恋 - とっても面白いです！更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年2月18日 18時) (レス) id: bd711dd19d (このIDを非表示/違反報告)
ちきん - 200話突破、おめでとうございます！いつも更新を楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年11月29日 20時) (レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年11月3日 8時
