にひゃくよん ページ23
正直厚着したところで相手は動物だし、すぐバレると思うけど。
『あとゾロ。武器は危ないからどっかに隠しとけ』
ゾ「俺は__」
『嫌ならちゃんと押さえとけ』
あのまりもに券を手放せなんていうのは人質をとった時意外にないだろう。そこは特にどうでもいい。
『そしてその不審な気配を感じた場合、即座にこのウソップお手製の煙幕を使用すること。この煙幕、煙はさほど濃くない。仲間の姿は見えるし、敵から身を隠すためでもない。目に見えないやつの場所を知るためだ』
ル「とーめーにんげんってことか？」
『その通りだ！！ルフィ！すごいな！』
単純に、ルフィが透明人間だと察したことに驚いた。ルフィのレベルが１上がった！
ル「にしし」
『じゃ、私は行ってきまーす』
「「いやわかるか！！」」
喧嘩コンビが声を揃えたが、私は迷わずにメリーに乗り込み出発した。
＊＊＊
私たちの乗っているミニメリーは不気味な海の上を滑っていた。
そこに乗っている四人、私も含めて、メリーにもう一度乗れたことにはしゃいでいた。なので注意を怠った。
ガッと何かにぶつかったと思えば宙に投げ出されていて、次の瞬間硬くて生臭い石の地面に叩きつけられていた。
『っいって、みんな無事？』
頭をさすりながら辺りを見渡せば狭い通路で、ほか三人も同じようにぶつけた箇所をさすっていた。
ナ「あそこのヘリにぶつかったみたいね。気づかなかったわ」
上を見上げると、四メートル五メートルの壁が上に伸び、遠くで波の音が聞こえていた。
『どうする？私とチョッパー、それにウソップがフックでも掛けてくれればこの壁登れるけど』
私の言葉にナミがどうしようか決めかね、ウソップがカバンの中からフックを探している間。
不意に不穏な気配を背後に感じたので四時ポケから剣を抜き構えた。
『っ、……？』
背後に結構な大きさの動物がいると思ったら、頭が三つあった。ケルベロスだ。普通なら三頭とも犬だがそのうちの一つは狐だった。
思わずぽかんとした。
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不在証明(プロフ) - 一気読みしました！とても面白かったです！ついにシャボンディ編ですね！その後のお話も好きなエピソードなので更新楽しみにしています頑張ってください！ (2021年10月9日 1時) (
レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 久々に見にきたら更新されてて嬉しいです。楽しみにしています！ (2019年5月7日 18時) (レス) id: e1b44d4df8 (このIDを非表示/違反報告)
ホタル - おぉ！しばらく見ない間に更新されてる...！いつも応援してます。個人的には２年の空白の間で夢主ちゃんが何をするのかがすごく楽しみです！ (2019年5月1日 3時) (レス) id: 6fae34f835 (このIDを非表示/違反報告)
歌恋 - とっても面白いです！更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年2月18日 18時) (レス) id: bd711dd19d (このIDを非表示/違反報告)
ちきん - 200話突破、おめでとうございます！いつも更新を楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年11月29日 20時) (レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年11月3日 8時
