ひゃくきゅうじゅうなな ページ16
ナ「ちょっと待って！なんか嫌な予感がするわ。それにいつもなら気にも留めないAが推してるのも不可解よ！」
ウ「それは、俺も思ったぞ」
いや、言ってることはわかるけどね？いつもの様子と違う私の疑問を抱いた複数のクルー達は樽を開けることを渋り始めた。だめだ。このままでは起きるイベントも起きない。
というわけで個別に説得に回る。
『ルフィ。新しい仲間欲しいか？』
ル「おう！」
『ゾロ、確か剣一本無くしたんだよな？すげえの欲しくないか？』
ゾ「どう言うことだ」
『そしてサンジよ。窮地からナミさんを救って惚れてもらいたいだろ？』
サ「もっちろんだぜ！」
『そしてウソップ！お前も一度は自分にしか倒せない敵と戦って見たいだろう！』
ウ「うぇ？ああ、そうだな！」
ナ「ちょっと何つられてんのよ！」
『そしてナミ』
私は訝しげに目を細めるナミの両手をとった。
『宝欲しくないか？』
ナ「欲しいわ」
「「えーっ！！」」
清々しいほど真顔で即答だったという。やはり宝があるって言えばナミは大体釣れる。
『よーし野郎ども！樽をあけやがれ！』
フ「よしきた！」
蓋を開けた瞬間中から上空に飛び出るものがあり、それはサニーの上空で音を立てて赤い閃光になった。遠くからでも発見できるほど大きく空を照らし、やがて力尽きたように消えた。
ナ「え、ちょ、ちょっと！何よ今の！」
一仕事終えた、という顔で私は空を見上げる。中には誰かしらが邪なことを考えて樽を仕掛けたのではと感づいたものもいたが、イベントが起こせたので何もいうことはない。あとはちゃっかりスリラーバークに入るだけだ。
そこで私はどう過ごそうか。サニー号に残ってられないかな。
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不在証明(プロフ) - 一気読みしました！とても面白かったです！ついにシャボンディ編ですね！その後のお話も好きなエピソードなので更新楽しみにしています頑張ってください！ (2021年10月9日 1時) (
レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 久々に見にきたら更新されてて嬉しいです。楽しみにしています！ (2019年5月7日 18時) (レス) id: e1b44d4df8 (このIDを非表示/違反報告)
ホタル - おぉ！しばらく見ない間に更新されてる...！いつも応援してます。個人的には２年の空白の間で夢主ちゃんが何をするのかがすごく楽しみです！ (2019年5月1日 3時) (レス) id: 6fae34f835 (このIDを非表示/違反報告)
歌恋 - とっても面白いです！更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年2月18日 18時) (レス) id: bd711dd19d (このIDを非表示/違反報告)
ちきん - 200話突破、おめでとうございます！いつも更新を楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年11月29日 20時) (レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年11月3日 8時
