ひゃくきゅうじゅうご ページ14
まあ、当然次の瞬間にははい、もう三角地帯に来ました、なんてことはありえない。
船は未だガープさんの砲撃を受けていた。
フランキーの秘密兵器にはもう少しだけ時間がかかるようだ。
あたふたと忙しい中、なぜかウソップに声をかけられた。それはそれは、申し訳なさそうに声をかけてきた。
ウ「A、おれは、お前に取り返しのつかねえことを言っちまった」
そんなことを開口一番に言うので聞いた私も狼狽えた。
『ごめん、いったいいつのこと言ってるのかわからない』
ウ「え？ほ、ほら、お前とチョッパーが宿に来た時、俺はすげえ嫌なこと言っただろ！」
『あ〜、お前だって影で笑ってたんだろ、とかか？』
ウ「あ、はい、そう、そうなんです…」
ずーん、と空気を重くするウソップ。ナミが、え、あなたそんなこと言ってたの！？という目で見ているのがおかしくてたまらない。
『そうだな。あれには傷ついた』
ウ「そ、そうだよな…本当に…」
『まるで画鋲を踏んだような、毛虫を飲み込んだような気分になった』
私の言葉にウソップは情けない声を出し足を抑え喉をさすった。
『それに、
ウ「う、Aおめえ、はやくもウソップスペルを習得しやがって…」
『許してほしいか？』
ウ「うん」
私は四時ポケから紙とペンを取り出しある文章を書いて、読めないように折りたたんでウソップに渡した。
『これを、サニーの頭の上で開いて、叫んでこい。みんなに注目ーって言ってからな』
ウ「え？うん、分かった」
そしてサニーの頭の上で紙を開いてそれを読んだウソップは、程なくして私にこれを読むのか！？とうう視線を投げかけてきたが無視した。
ウ「え、えー、戦闘中のところ悪いが皆さんー。わたくしウソップから聞いていただきたいことがあります」
時は丁度、ガープさんが特大の砲弾を用意するために砲撃が止んでいたところだった。
ウソップはもう一度紙を開き、本当にこれを読むのか、ともう一度確認を求めた。そして今までで一番大きな声で叫んだ。
ウ「お前ら、愛してるぜ！！」
＊＊＊
ガ「おー、なんだか熱烈な愛の告白が聞こえるのう」
コ「た、確かに…何をやっているんでしょう」
ガ「関係ないわい。ほれ、あの特大のを持ってこんか」
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不在証明(プロフ) - 一気読みしました！とても面白かったです！ついにシャボンディ編ですね！その後のお話も好きなエピソードなので更新楽しみにしています頑張ってください！ (2021年10月9日 1時) (
レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 久々に見にきたら更新されてて嬉しいです。楽しみにしています！ (2019年5月7日 18時) (レス) id: e1b44d4df8 (このIDを非表示/違反報告)
ホタル - おぉ！しばらく見ない間に更新されてる...！いつも応援してます。個人的には２年の空白の間で夢主ちゃんが何をするのかがすごく楽しみです！ (2019年5月1日 3時) (レス) id: 6fae34f835 (このIDを非表示/違反報告)
歌恋 - とっても面白いです！更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年2月18日 18時) (レス) id: bd711dd19d (このIDを非表示/違反報告)
ちきん - 200話突破、おめでとうございます！いつも更新を楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年11月29日 20時) (レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年11月3日 8時
