ひゃくきゅうじゅうに ページ11
熱烈な歓迎を受け、船を褒められまくり調子に乗ったフランキー。
みんな新しい船と仲間にはしゃいでいた。しかし、なんだか足りない、という感覚が拭えないのは麦わらの一味に全員共通していた。
例えるなら、なんかこう、プライドばかりが高くてホラばっかり吹くピノキオみたいなやつが足りなかった。
＊＊＊
もうそろそろ船の新機能にテンションが上がりすぎてルフィとチョッパーが気絶するんじゃないかという頃に、ちらほらといなくなり始めていた船職人と島の住民の間を縫ってフランキーの子分がひとり走ってきた。
「港に止まってた海軍の船が、沖に出ないでこの廃船島に向かってる！！」
らしい。
ナ「え？ちょっと待って、港に止まってた海軍ならルフィのおじいさんの船よね？なんでそんなあっさり…まあ仕方ないわよね。ルフィのおじいさんなんだから」
今回は見逃す」という方向をあっさり変えたガープさんの身勝手さを、ナミはルフィの親戚だからという理由で即座に納得してみせた。
ナ「でもちょっと待って、A、A！！待ちなさい！あんたさっきルフィのおじいさんが来るって、あれ冗談じゃなかったの！？」
即座に不穏な気配を察した私は隠れようとしたがあっさりと捕まった。
『っじょ、冗談なんてひところもいっへないれひょ！！』
ナ「ルフィが道草を食わないようにするための嘘かと思ったら！そういうことはちゃんと言いなさい！」
『わかっひゃはらはなへ』
ナ「そうと決まったら逃げるわよ！！フランキー！操作を教えて！」
新しい船を手に入れた直後に捕まってはたまったものではないと急いで船出の支度を始める一味。でも心なしか動きが遅い。ルフィ、チョッパー、少しだけサンジ、を中心とする三人がのろのろしている。それを見ているゾロがものすごくイライラしている。
言わずもがな、みんなウソップを待っていたいのだ。
そしてのろのろした動きに気がついていないフランキーがおろおろと船長に声をかける。
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不在証明(プロフ) - 一気読みしました！とても面白かったです！ついにシャボンディ編ですね！その後のお話も好きなエピソードなので更新楽しみにしています頑張ってください！ (2021年10月9日 1時) (
レス) id: 0bad24017f (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 久々に見にきたら更新されてて嬉しいです。楽しみにしています！ (2019年5月7日 18時) (レス) id: e1b44d4df8 (このIDを非表示/違反報告)
ホタル - おぉ！しばらく見ない間に更新されてる...！いつも応援してます。個人的には２年の空白の間で夢主ちゃんが何をするのかがすごく楽しみです！ (2019年5月1日 3時) (レス) id: 6fae34f835 (このIDを非表示/違反報告)
歌恋 - とっても面白いです！更新楽しみに待ってます！頑張ってください！ (2019年2月18日 18時) (レス) id: bd711dd19d (このIDを非表示/違反報告)
ちきん - 200話突破、おめでとうございます！いつも更新を楽しみにしています！これからも頑張ってください！応援してます！ (2018年11月29日 20時) (レス) id: eca632b0ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：率です | 作成日時：2018年11月3日 8時
