花萌ゆる7人の皇子たち

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『広いなぁ…』



建物を見たり庭を見たり、そろそろ元いたところに戻ろうかなって思っていると、廊下にお盆を持ったチェリョンが見えた。



チェリョンが廊下の角を曲がるとき、角の向こう側からも2人の男が角を曲がろうとしている。



2人のうちの1人は話すのに夢中になって、後ろ向きで歩いている。



CR 「きゃっ！」



後ろ向きで歩いていた男の人がチェリョンにぶつかって持っていたお盆が落ちてしまった。



チェリョンは「申し訳ございません、申し訳ございません」と謝っているが、当の男のほうは気にも留めずに歩いていった。




『チェリョン！ 大丈夫？？ 怪我はない？」

CR 「お嬢様…！ いえ、大丈夫です…」

『ちょっと！！ そこの青い服のあなた！！！』




そう呼ぶと、ぶつかった男はこちらを振り返った。



『あなたが後ろ向きで歩いてたからぶつかったんじゃない。謝りなさいよ！」



JK 「あ？ なんで俺が使用人に謝らなきゃならないんだよ。俺が誰だか分かって言ってるのか？」



『誰だか知らないけど、偉いからって人とぶつかって謝りもしないの？』



JK 「ああ、俺は偉いからな、使用人になんて謝らないよ」



『謝りなさいよ！』



JK 「謝らない」


2人で言い合いをしていると、ジョングクと一緒にいたもう1人の男は「これは面白いことになったぞ！ ヒョン達を呼んでこなくちゃ！」と興奮気味にどこかへ走っていった。







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ーーー作者よりーーーーーーーーー



はじめまして！ 少しページが余ったので、ご挨拶を！


こういう夢小説はもう6.7年くらい前から色んな作品がテーマのもの(ONE PIECEとか進撃とか図書館戦争とか…)を読んできたのですが、ついに自分で書いてみようと思い、書き始めました。初めて書くので色々と試行錯誤しながら書いています…笑


ユンギとテテが鬼仲悪いの自分で書いておきながら、心が痛みました笑


実際のドラマの相関図の画像にバンタンのみんなが韓服を着ている写真を加工で貼りつけて、あぁこんな感じなのかと眺めながら小説を書き進めています。(例えば、ジンの写真は、あの空港での罰ゲームの韓服姿です。美しい…)


この後も小説を楽しんでいただければと思います。


でわでわ、このあたりで失礼します。
アンニョン。


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