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TH side
遠くにいる鹿に狙いを定めて矢を放つ。
矢は鹿に向かってまっすぐ飛び、鹿の首に刺さった。
JK 「わぁ、ヒョン！ 相変わらず上手いなぁ」
ジョングクは一発で仕留めるなんてすごいなぁと言いながら俺のところに駆け寄ってくる。
TH 「ジョングクも相変わらず上手いな。そろそろ追い抜かれそうだ。」
JM 「俺はもうグクに追い抜かれちゃったよ」
ジミニヒョンも弓は上手いがどっちかと言うと剣術に長けている。
JK 「テヒョイヒョンと一緒に狩りができるなんて何年ぶりだろう。」
JM 「暫くは宮廷にいるんだろ？」
TH 「そのつもりです」
JK 「本当ですか！？ やった！！ また狩り来ましょうね！ 」
TH 「ああ 」
JK 「俺、ヒョンに久しぶりに会えてこんなに嬉しいのにヒョンは全然嬉しそうにしてくれない」
TH「俺だって嬉しいにきまってるだろ」
そう言ってジョングクの頭をわしゃわしゃすると、俺もうガキじゃないですよ！と少し嬉しそうに言い返してくる。
JM 「暫くこっちにいるなら、今年はテヒョンの誕生日みんなで祝えるな。」
JK 「いいですね！！ 楽しみだなぁ 」
そうか、来月は俺の誕生日があるのか。すっかり忘れてた。
あ！鹿見つけた！と言ってジョングクとジミニヒョンは鹿の方に向かって行った。
TH 「星ばかり見てると思ってたが、狩りが好きだったなんて意外だな、ジモン」
JMN「見に来ただけです。弓はめっぽうダメなので。それに何よりも、宮廷で出来ないような話をするには持ってこいの場所でしょう。……宣明式の刺客ですが何か分かりましたか？」
TH「いや、結局逃げられて最後の1人も死んだから何も分からない。」
JMN 「手がかりが全然ありませんね… 」
いったい誰がこんなことを…
ナムジュヒョンが皇位に就くのをよく思わない人…
普通に考えれば、ナムジュヒョンの上の3人のヒョンたち、つまりジンヒョン・ユンギヒョン・ホソギヒョンの周りの人達が怪しい。
ジミニヒョンや俺、ジョングクは皇子のなかでも下の方だから、皇位を狙うなんてあまり考えられない。
だとするとやはりあの3人に関係する人…？
いや、もしかしたら皇子の周り以外の勢力による陰謀の可能性だってある。
TH 「はぁ…… 」
手がかりが少なすぎる。
JK 「ヒョーーン！ 鹿仕留めましたよ！！」
満面の笑みで叫びながら、グクとジミニヒョンがこっちに戻ってきた。
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まちゃ(プロフ) - hirotdmさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけているという言葉がとても励みになります！主人公ちゃん、高麗時代に来てから大変なことばかりですよね… 読者のみなさんもヒヤヒヤしますよね。 (2021年6月3日 0時) (
レス) id: 81774260e0 (このIDを非表示/違反報告)
hirotdm(プロフ) - ここまでとっても楽しく読ませて頂いてます！これからどうなっちゃうんだろうって益々楽しみです。主人公ちゃんが痛い目に合うのがかなりのレベルなのでジンさんじゃなくても心配になります。 (2021年6月2日 13時) (レス) id: 69a4a38723 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - avrillさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！ 頑張ります(^^) (2021年5月8日 10時) (レス) id: 9254a9bcf9 (このIDを非表示/違反報告)
avrill(プロフ) - 今後の展開がとっても気になります！楽しみにしているので無理なく頑張ってください！ (2021年5月8日 4時) (レス) id: dd6824d8fc (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - kokoさん» ありがとうございます！！ 念願の初コメントいただけて泣いて喜んでます(涙) 頑張ります！ (2021年5月8日 1時) (レス) id: 9254a9bcf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まちゃ | 作成日時：2021年4月29日 22時
