花萌ゆる7人の皇子たち

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JM side



皇太子の話がされてから5日、今日は久しぶりに7人そろって夜ごはんを食べている。ナムジュヒョンのお祝いのために。



SJ 「ナムジュナ！ おめでとう！」


HS 「おめでとう！」


JM 「おめでとうございます！」


NM 「あ、ありがとうございます。自分としてはまだちょっと実感がなくて… 俺はてっきりジンヒョンが皇太子になると思ってたので…」


SJ 「ヤー、ヒョンのことを気にしてるのか？ ヒョンが皇太子とかそういうお堅い地位が苦手なこと知ってるだろう？」



あんまり気にするなよとご飯を口にいっぱい詰め込みながらモゴモゴとしゃべっている。



YG 「ヒョン、そんなに口いっぱい入れてると喉に詰まらせますよ。はい、水飲んでください」



隣に座るユンギヒョンから受け取った水を飲むと、ジンヒョンは何か思いついたのかユンギヒョンにコソコソと何か言うと1人で大笑いしてせっせと窓拭きしている。



JK 「ナムジュヒョンの皇太子の式典っていつでしたっけ？」


NM 「3週間後だ、皇子全員で剣舞を披露することになった」



一同「おおおおー！」


JM 「みんなで練習しないとですね！」


HS 「気合い入るなぁ！」




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式典が2週間後に迫る中、事件は突然起きた。



朝、皇帝の命で大臣と皇子全員が広間に集められた。



JK 「何かあったんですかね？」


JM 「さあ… あれ、ナムジュヒョンは？」


JK 「あれ？ 見当たらないですね」



ジョングクと広間の中をきょろきょろ見回していると
皇帝が広間に入ってきた。



WG 「揃ったか。今朝、第４皇子の朝食を食べた毒見役が、食べた直後に死んだ」



JM,JK 「「えっ………」」



皇帝の言葉を聞いて、部屋の中はざわついた。



ナムジュヒョンの朝食に毒が入っていた… つまり誰かがヒョンを毒殺しようとした… ヒョンは無事だろうか…



WG 「いったい、どういうことだ」



皇帝の地鳴りのような怒りを含んだ声で広間は水を打ったように静かになった。



皇帝の側近である、チェ・ジモンが一歩前に出て、




JMN「皇子の警備を強化し、犯人の特定を急ぎます」



WG 「式典は2週間後だ、全員気を抜くな」





皇帝はそう言い捨てると広間を出ていった。



皇帝が出て行くと、広間は再びざわざわと騒がしくなった。



HS 「俺、ナムジュンのところ行ってくる」



ホソクヒョンはそう言い残し足早に広間を後にした。



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