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キミがいてくれるからこそ …sndt… ページ18
dt said
ス「じゃあ宮舘くん、お疲れ〜」
dt「お疲れ様でした」
ﾊﾞﾀﾝ
ドアが閉まると同時に無意識に吐かれる溜め息。
いつもこの時は自分で自分によくやった、と
らしくないけどちょっとしたヒーリングタイムを取っている。
でも、今日は何となくそんな気分にもなれなくて。
dt「……………」
帰るか。
そんな少しモヤッとした感情を抱えながら帰る道はやっぱりいつもより重くて。
何でだろう、
自分で疑問を生み出しながら歩いているとふと目から温かい物が流れ出してきた
やばいやばい、早く止めなきゃと思っていても
また更に溢れてきて。
あと少しで家に着くのに、なんで、何で
今日どうしたんだよ、
俺。
歩きから早足になって急いで自宅に着いた道のりは
すごく遠く感じて。
dt「なに…………」
もう既にグチャグチャになった感情は
どうしていいのか自分でも分からなくて
半分やけくそで扉を開けた。
.
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作者名：choco☆ | 作成日時：2023年2月12日 14時
