この時くらい、甘えて。 …fk(ru)ab… ページ14
fk said
週末の退屈な休みを
一人で退屈にしようと思っていた午前の日、
ある一本の電話が掛かってきた。
かと思えば、
ru『もしもしふっかさん？今からポカリと冷えピタ買って阿部ちゃんの家行ってくれる？』ﾌﾞﾂｯ
まあ大変な状況が振りかかって来まして。
ラウールが電話に出ている理由としては、
ちょうどこの日に二人で遊ぶ約束をしていたから
幸い速く気付く事が出来たらしい。
ごめんの一言位言えよなと思いながらコンビニへ突っ走って色々な物を買い込む。
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
ｶﾞﾁｬ
ab「はい…ふっか、ありがと……」
fk「あら、阿部ちゃんが出たの？てっきりラウが出る物かと」
ab「大丈夫、一応ここの家主だs」
ru「速く二人とも中入ってー！！」
うお声でかいな(
家の中にお邪魔して手洗いうがいを備える。
ru「ふっかさんありがと、」
fk「ん、体調だいじょぶ？一応ゼリーとか買っておいたけど」
ru「まじナイス！！冷蔵庫の中拝見したらあんまり食べられそうな物無かったからさ〜」
こう言う所でも内面が出るのが少しばかり真面目すぎるんじゃ無いの？
と本人にツッコみたくなるが、今の状況で説教しても意味は無いわけで。
てゆーか人ん家の冷蔵庫勝手に見るこの子もこの子だけど(
お粥はラウールが作ってくれるらしいので、
俺は病人の元へ。
fk「お邪魔しますよー、」
ab「…………」
あらま、グッスリ眠ってること。さっきまで目覚めてたのに。
でも見た感じ冷えピタシートはしてないから、仕方なく起こす。
なるべく優しく、揺さぶって…
fk「お〜い、」
ab「…んぅ、 ふっかぁ？」
危ない危ない、
思わずこっちが倒れる所だった。
可愛すぎ。
fk「ふっかさんですよ〜、とりま冷えピタ貼ろか。」
ab「うん……自分でやるよ、」
いやいやそんなフラフラで貼れないでしょと諭して、
そーっとおでこに貼る。
ab「ちべた……」
fk「そりゃーそうよ(笑)」
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作者名：choco☆ | 作成日時：2023年2月12日 14時
