おにぃが治すから *ARS* 10 (ページ48)

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胃潰瘍　9　(智) ページ48

智Side

智「さっ、もうこれで暗い顔するのはおしまい!!

今回のことは僕の体調管理が不十分だったのが原因なんだからさ。

ちょっと最近仕事が忙しかったから。

もっと早くに診てもらってたら、こんなことにはならなかったわけだし。

自分で胃カメラ飲んでみたらよかったかなぁ・・・」

潤「えっ、それは無理でしょ!!

いくら智にぃでもそんなことやってたら怖いよ。」

智「そう? いけると思うけどなぁ～

患者と医者、一人二役。

“はい、いきますよ～”とかいって自分の口に入れてくの(笑)」

翔「なんかちょっと見てみたい気もする(笑)」

雅「智にぃならホントにやっちゃいそうだよね～(笑)」

「ねぇ、何のお話してるの～」

和「Aにはちょっと難しかったかな～

胃カメラとかしらないもんね。」

「いかめらってなぁに～。Aもやりたい!!」

和「えぇ～(笑)

A、胃カメラはね、病院行かなきゃできないんだよ?

ちょっと苦しいの我慢しなきゃだけど、それでもいいのかな?」

「やぁだぁーー!! 苦しいのやらない!!」

智「ははっ(笑)

やっぱりうちはこうじゃなくっちゃ。

僕の一番の癒しはみんなの笑顔をみることだから。

そうやって笑っててくれるのが、僕にとって一番の薬だよ。」

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それから毎日、

みんなは仕事や学校が終わるとすぐに僕のお見舞いに来てくれた。

いっつも騒ぐだけ騒いで帰っていくの(笑)

僕の病室が個室でよかったよ。

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おかげで胃潰瘍の治療も順調に進んで、

まわりがびっくりするほどの早さで回復していった。

やっぱり家族の笑顔は僕の特効薬だったみたいだね。

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僕の元気の源・・・

いつまでも笑顔の絶えない家庭を、僕が守っていくんだ。

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久々の絆系のお話。

診察や治療シーンが少なくてすいません^^;

次の智にぃの肺気胸のときにはしっかりと書きますので!!