潤にぃのお仕事 2 ページ36
潤Side
修「どうしたんだよ。
どこか痛い?」
麻「ん・・・・・・・なんでもない・・・」
.
さっきから明らかに様子がおかしい・・・
さすがに放っておくことはできないよなぁ・・・・
.
潤「麻衣ちゃんさ、もしかしたらだけど・・・・・・歯、痛い?」
麻「えっ!?・・・・・・そんなこと・・・・・」
修「そうなのか?」
麻「・・・・・・・・・・・・・」
修「麻衣?」
麻「・・・・・・実は・・・・・ずっと前から・・・・」
修「なんで早く言ってくれなかったんだよ〜
だからダイエットとか言って、甘いもの避けてたんだろ。」
.
やっぱり虫歯だったか・・・
どうしよう・・・今日は午後休診だから、
雅にぃに開けてもらって治療しちゃおうかな・・・
.
潤「麻衣ちゃん、今からちょっと歯診ちゃおうか。」
麻「えっ・・・・・・どういうこと・・・?」
修「あれ? 麻衣知らなかったんだっけ。
潤、この近くで歯医者やってんだよ。」
麻「えぇ!! ・・・・・・知らなかった・・・・・」
.
てっきり修也から聞いてるもんだとばっかり思ってたけど、
麻衣ちゃんは俺が歯科医だってこと、知らなかったんだね。
.
潤「ごめん、言ったことなかったもんね。
けっこう痛みも強いみたいだしさ、早めに治しちゃわない?」
麻「ん・・・・・・・・・・・」
修「麻衣、せっかくだし治してもらおう?
このまま放っておいても痛くなるだけだぞ?」
麻「・・・・・・・・・・・わかった・・・・」
修「よしっ。
じゃあ潤頼むわ。
ごめんな、仕事終わったばっかりなのに。」
潤「いや、大丈夫だよ。
じゃあ行きますか。」
.
修也が浮かない顔をしている麻衣ちゃんの肩をポンポンと叩いて立ち上がらせた。
やっぱ誰でも歯医者さんには抵抗感あるもんね。
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作者名：ちさ
| 作成日時：2012年4月29日 1時
