緑でええやんか！《大倉》

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〜忠義side〜

今は英語の授業中。

英語は移動教室で、成瀬さんは頭ええから上のクラスやねん。

成瀬さんおらんからやる気出えへんー…。

俺頑張ってんで？

成瀬さんのおるクラスに入りたいから、
頑張って定期テストの勉強してんで？

やけどな、結果が出えへんの。

先「じゃあこの問題、大倉くん」

忠「…さあ？」

何でこんな分からへんのやろ…。

先「…じゃあ村上くん」

信「そんなん分かるかいな」

村上くんも分からへんのや。

やったら大丈夫やな。

横山くんも分からへんやろうし。

先「横山くんは？」

侯「分からへん」

先「……」

そんな冷めた目で見んといてえや!!

俺らかて頑張ってんねん!!






信「あかんなあ」

侯「さっぱりやわ」

忠「成瀬さんがいたら頑張れる」

侯「せやな〜」

忠「えっ？横山くん成瀬さん好きなん!?」

侯「は？な訳ないやん!!」

忠「じゃあ何でせやな〜言うたん!?」

侯「そっ、その場の…ノリやんか!!」

忠「嘘や!!好きなんや!!ライバルや!!」

信「うっさいわ!!」

村上くんにどつかれました。

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